カテゴリ:国際問題
日本にとって近くて遠い国、それは韓国であり、中国であり、北朝鮮であるようだ。
日本の教科書の歴史問題や、総理の靖国神社参拝問題、今回の島根県の「竹島の日」条例成立を受け、日韓関係は急速におかしくなり始めている。 韓国の馬山市議会は18日、対馬は「韓国領だ」と主張して「対馬の日」を定める条例を可決したという。 日本が竹島の領有権を主張するのに対抗する形で、韓国で対馬への領有権を主張する声が出ていることを受けたものだという。 もはや日韓双方、収拾がどういうかたちでつくのか分からなくなってきている。 ドラマ「冬のソナタ」の撮影現場として有名になった春川市の市長も「春川は韓流の中心地だが、根本的問題がより重要だ」と述べ、竹島問題を理由に、山口県防府市など3自治体との交流の無期延期を表明した。 ネットの掲示板では、冬のソナタに主演したペ・ヨンジュンさんが17日の会見で、竹島問題について「国民のひとりとして心配しているが、今日は映画の話をする」と、言葉を濁したことを「弱腰の発言だ」と韓国内に非難する声も広がっているという。 逆に私は、日本国民の度が過ぎた「韓流」ブームに、少し熱冷ましの機会が生じたことは好ましいことだと思っている。 猫も杓子も「韓流」ブームに浮かれているのは、非常に腹立たしく思っていたからである。 でも、逆に、韓国側から日本の自治体に「これまで通り交流したい」という連絡が入ったり、文化交流は予定通りというケースも目立つ こういう状況のなか、もし日本の国連安保理常任理事国入り阻止など韓国が強硬カードを切る場合、日本も対応策を取る可能性がある。日本のカードは、めったに切ることができないものだが、一度切り出せば、韓国に打撃を与えかねないことを、韓国民がどこまで知っているのだろう。 もし韓国が日本に対してさらに強行姿勢を貫いたとき、その後の韓国状勢はどうなるか? せっかくサッカーW杯を機会に、日韓関係が良好になったのに、この先どうなるのか気になる所である。 しばらくは韓国旅行は避けた方がいいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月06日 21時16分28秒
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