カテゴリ:何気ない日常生活から
ワケもなく頭から嫌うことを「毛嫌いする」という。
毛虫を好きというひとはいないだろうから、そこから「毛」という言葉がきたのかな? ところが語源をたどると、毛は毛でも馬の毛からきたようである。 馬にも栗毛、芦毛、鹿毛など、いろいろな毛の色がある。 もともとは、この馬の毛色のことだった。 いまでもそうであるが、牝馬と雄馬をかけ合わせて優秀な馬を産ませようとすることを人間がやる。 でも、牝馬が相手馬を嫌がってさせてくれないことだってある。 このことを昔の博労たちは、牝馬が相手の毛の色を嫌っていると考えて「毛嫌い」という言葉が生まれたのである。 人間様だって、毛嫌いされたらとても「ベッドイン」などさせてもらえない。 人間も馬も同じ・・・・というわけにはいかないだろうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月10日 23時43分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[何気ない日常生活から] カテゴリの最新記事
|
|