カテゴリ:国際問題
北朝鮮の核実験が現実なものになってから、アジア地域の安全に不安の声が出て来ている。
日本円も安値をつけ、株価も下落。 不吉な兆候も噴出してきている。 政府は国民に不安を抱かせることは懸命でないと、伏せて明かさない情報がかなりありそうだ。 これまで融和政策をとてきた韓国政府も、ここにきて国民がこれまでとって来た政策に「見直しが必要」との答えが70%以上になり、修正の必要性が高まってきている。 そうして遂に 『韓国の韓明淑(ハン・ミョンスク)首相は11日、国会本会議での質疑応答で、核実験実施を発表した北朝鮮への制裁措置として「金融制裁までは参加する」と述べ、国連安全保障理事会で論議されている北朝鮮制裁決議案に金融制裁が含まれた場合は履行するとの考えを明らかにした。また、「日米両国が個別に(金融)制裁を要請してきたら、規模や範囲を慎重に検討して決定する」とする一方、「軍事制裁には参加しない」と述べた。』と報じられている。 中国も、もはや北朝鮮の味方でなくなりつつある。 「窮鼠猫を噛む」の例え通り、北はこれから生き延びて行くために何を仕出かすか分からない状況に追い込まれつつある。 そのいい例がこの発表だ。 『朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は11日、報道官談話を発表し、米国が北朝鮮への圧力を高めれば「宣戦布告と見なし、相次いで物理的な対応措置を講じる」と警告した。 「物理的な対応措置」が何を意味するかには触れていないが、追加核実験やミサイル発射などを指す可能性が高いと見られる。 ただ、談話は一方で、「対話と協議を通じた朝鮮半島の非核化実現の意思は依然、変わりがない」としており、対米交渉を通じた核問題の解決にも余地を残している。』 いつ日本のどこかにミサイルが飛んで来るかわからないという恐怖は何としても避けてもらいたい。 これまでは、ならず者集団の北に強行政策も止む終えないという空気が多かったけれど、 最近は、ただこれだけでなく、どこかで彼らに逃げ道を空けつつ、打開策を取れないものかと思いはじめたのであるが如何? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月12日 00時05分31秒
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