カテゴリ:社会の一こま
息子の通っていた高校が、来春で閉校となる。
今日は、一足早くその閉校記念式典と、その後行われた「惜別の会」に参加してきた。 私は、ここのPTA会長を3年間務めたこともあり、いまでも学校評議員を委託されて、何がしかの関わりをもってきた。 そのため、今日は特別来賓という身に余る待遇で招待されたかたちなのである。 県教育長、県議会議長など、ちょっと私には吊り合わないお偉いさん(?)10名のなかに同席。 いささか窮屈であった。 このうち4名はみんなの前で挨拶されていたが、私はその任務はないので、せいぜい「来賓紹介」というところで名前を呼ばれて紹介の際、返事をして立ち上がり礼をするだけでおわりプレッシャーは無し(汗) 社会の変革が進み、少子化という流れの中での閉校は止む終えないとはいえ、39年間続いた学校が消える寂しさは参加者みんな同じ気持ち。 来春卒業で生徒は誰も居なくなる。 最後の卒業予定者代表の言葉には、思わず涙腺が緩んでしまった。 別の名前で2校が合併して新しい高校が既に誕生している。 聞けば、今年度で閉校する県内の県立高校は4校もあるという。 そのあとのセレモニー(惜別の会)では、すでに退任や転校された校長を始め教職員の懐かし方々と懇談。 あっという間に時間は過ぎた。 閉校は決してお目出度いことではない。 だから祝い言葉は出て来ない。 最後は「○○高校の負じ魂は永遠だ」という気持ちを込めての万歳三唱で式典は幕を閉じた。 惜別の会の様子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月22日 08時23分53秒
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