カテゴリ:社会の一こま
「リリリーン♪」と電話のベルが鳴った。
いつもの様に飛んで行って急いで受話器を持ち上げる。 「私、オリ○・ジャ○○○の○○と申します。この度、新しい医療保険が・・・・・」 私は「あ~あ、保険ならいま用事ないな~」と言い終わらないうちに、何も言わず「ガシャン」と切られてしまった。 「あーそうですか。それではまた必要がありましたら」とか「お忙しいところスミマセンでした」くらい言って切ってもよさそうものに。 まったくマナーも何も知らない奴がこんな営業をやっていては、その保険会社も先が思い遣られる。 もう私の家族の誰にも「オリ○・ジャ○○○」の保険だけは入らせたくないと思った。 ---------------------------------------- プロボクシングの世界でも、強ければ少しくらいバカをやっても許されると錯覚している亀田一家がいる。 今晩そのタイトルマッチがテレビ中継された。 前々日の対戦契約後のインタビューでも、まったくマナーなんてどこ吹く風で、ふてぶてしく語っていたのが印象的だった亀田大毅。 以下のような内容の交わされた会話と情景をテレビで観ていて私は胸くそ悪かった。 興毅「内藤くん! 国民の期待に応えたれよ」 内藤「俺の会見やってんだろ。何言ってんだよ」 興「応えたれよ、しっかりな」漂う不穏な空気。 興毅のバトンを受けて大毅がマイクを握る。 衣装は調印式用に300万円かけて作ったド派手な金ジャケット。 スポーツメーカー提供の“0円ジャージー”を着た内藤を見下すように宣言した。 大毅「負けたら切腹するよ」 いきなり決死覚悟のハラキリ宣言。 場内もどよめく。 大毅はサングラスの奥からバリバリのメンチ切り。 内藤は目が点だ。 大毅が、勝てば18歳9か月5日で国内史上最年少王者。 内藤が初防衛に成功すれば、国内最年長記録となる。 下馬評は内藤有利。 逆風を若さと勢いで吹き飛ばす決意の大毅は亀田流パフォーマンスで決死の覚悟を王者にぶつけた。 だが、相手もクセ者。舌戦はさらに続く。 内藤「本当にやんの? なにで切腹すんの?」 大「おまえが刀もってこいや。お前、負けたら切腹せいよ」 内「俺はそんな約束しないよ」 挑発無視の王者に 大毅「思いが違うねん。根性ゼロや」 亀田家ドン・史郎氏(42)は「そんなんで成立するか」と吐き捨てるように言った。 こんなシーンを知っているので、観客の多くは内藤の応援者のようだった。 私も、余りにも人をバカにした態度の亀田にはムカついたので、内藤の勝利を祈って試合を見た。 結果は圧倒的な差で内藤が判定勝ちした。 終わったあとの態度もなってない。 少なくとも対戦相手と握手とか礼をしてリングを下りるのがマナーだろうに、それもしないでスタスタ控え室に戻って行った亀田一家。 これは父親の教育が悪いのだろうな~。 自業自得といえばそれまでだが、これからいっそう亀田一家への批判の嵐が吹くような気がしてならない。 それにしても今日は後味の悪いことが続いた日だったな~。ウンザリする。 でもこんな他人のことで私が頭にきてもしょうがない。忘れよう! 明日はどうかいいことがありますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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