カテゴリ:健康に関する話題
秋は新米の収穫の時期。
この新米の味はまた格別だ。 8月から9月初めまで食べていた米は前年度の米だ。 それが9月後半には採れたての新米。 一度にその味の違いが分り、食が進む。 食欲の秋は、暑さから開放されて身体の元気が戻り食欲が増すのと同時に、新米のおいしさや、秋の美味し食 べ物が多分に影響していることも一理あるのではないだろうか。 さて、その新米、我が家は最初の1袋(30キロ)は普通に白米として精米する。 もちろん新米の味をたっぷり味わうためだ。 しかし、その次の袋からは7分つき精米に変更しずーと1年間続く。 理由は健康のため。 米は精白されることによって、果皮、種皮、胚芽が米ぬかとして取り除かれる。 それらの米ぬかは、実は脂肪、タンパク質、ビタミンB1、メネラルに富んでいる。 ならばまったく精米せずに、玄米のまま食べた方が一番栄養価の高いまま体に入ることになり文句ないはず。 でも、玄米に含まれる栄養素は簡単に吸収出来ない。 なぜなら白米より玄米の方がはるかに消化吸収性が悪いからだ。 そのぶんよく噛みゆっくり時間をかけて食べるなら別であるが、長年の習慣でゆっくり噛んで食べるなんて芸当はなかなか困難なのが実情。 さらに玄米の外皮に含まれるフィチンは、カルシウムや鉄分の吸収を妨げるということも言われている。 だからあまり玄米に偏り過ぎると、骨が弱くなるという可能性も否定出来ない。 もうひとつ大事なことは農薬の付着状況だ。 無農薬の米なら問題ないが、農薬を使った米は玄米だと外皮に農薬が直接当たっていたことになり、安全性に不安が出てくる。 ということは、外皮を除いた方が安全性が高いということになる。 さいわい、我が家で食べている米は、親戚の農家が無農薬で育てた米なので安心して食べることが出来る。 それも玄米でなく、5分つきでもなく、7分つきなので味もよく栄養価もまだ残っているものと信じている。 日本人の米離れが進んで来ているということを聞く。 でも我が家は米食中心だ。 だいたい20日で30キロを食べている。 1年で360キロ(6俵分)を親戚に予約し、低温倉庫で保存してもらい、20日に1袋(30キロ)つづ届けてもらう。 精米して半月も経てばどんどん味が落ちるから、出来るだけ食べる直前に精米するのが理想的なんですが、一般のお米屋さんから買っている皆さんは、そこまでの確認は難しい。 玄米で買って街の無人精米機に掛けられるのなら、面倒でもその方法を推薦いたします。 今日はいつもと違うテーマと雰囲気で書かせてもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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