カテゴリ:ことわざから
昨日の日記で、オフクロが何でも口に入れる癖の悩みを書きましたが、皆さんからの書き込みをいただき、特に珍しいことではないことが分り安心しました。
自由にやりたいようにさせ、口に入れても不潔でないタオルを常に用意しておくことにします。 ありがとうございました。 さてタイトルの『羊頭狗肉(ようとうくにく)』という熟語。 たまたま「船場吉兆」が遂に売り上げ不振を理由に本日廃業することを発表したとニュースで聞き、とっさにこの言葉が頭に浮かんだのです。 まさにこのタイトルと同じようなことをやっていたがための結末としか言い様がありません。 看板には羊の頭を掲げ、羊の肉を売ると見せかけて、実は狗(いね)の肉を売っていた。まさしくインチキ商法で利益を貪っていたことになる。 ネットニュースでは次のように伝えている。 『牛肉産地偽装事件などで経営が悪化し、廃業した高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が残った料理を別の客に提供していた問題で、同社は28日、フルーツ寄せゼリーなど8品目も使い回されていた可能性があると発表した。これまではアユの塩焼きなど数品目で使い回しが発覚していた。』 高級ブランド品の食材と偽ってお客様に提供していたが実はそんな高級品ではなかった。 そのほかに、お客の残した(手つかずとはいえ)料理を、別のお客に出すという、いわゆる使い回しが発覚し、一挙に信頼を失ったようだ。 このような例は他にもあり、なかなかなくならない。 長年築き上げた信用も、こういう不祥事が発覚すれば、あっという間に崩壊してしまう。 ことの重大性を安易に考えていた結果であろう。 自業自得とはいえ、何ともお気の毒としか言い様がない。 コトは違っていても理屈は同じ。 私達も十分気をつけていきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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