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カテゴリ:わくわくNYイベント
5番街をはさんでロックフェラーのツリーの向かいにSACKS FIFTH AVENUEはあります。毎年こちらの結晶のイルミネーションとホリデーウィンドウも話題になります。今まではあんまり私好みではないまつ毛の長い人形が多かったのですが、今年は雪ダルマがいっぱいろコロコロいます。
絵本SNOWPEOPLE(こちらで絵本も読めます)を基に、同じ石炭の目・口、人参の鼻を持った雪ダルマたちがNYの5番街で思い思いの服装に身を包み、個性を出す話です。 で本は終わります。最初はそのようなストーリーがあるとは知らずに、雪ダルマ可愛さとNYらしい自由の女神やRadio Cityの登場に魅かれて見ていました。 ストーリーを知って素敵な話だなという思いと、その内容をNYでも取り上げるんだ・・という驚きがありました。日本のデパートのウィンドウにするのは分りますが、ここNYでも個性に対してメッセージにするんだ・・と。 "I don't care."とよく耳にするくらい我が道を行くスタッフたち。もちろん譲歩の姿勢は多少は見せるけど、人と合わせて無理するくらいなら、違うことを褒めて、聞いてくれる人たち。そのような人たちのいるNYでディスプレイするということは、誰に向けてのメッセージなんだろう・・。実は平均化してきたのかな(見た目は確かにみんな黒やグレーの服を着るけど、まだまだ個性的な人が多い・・)、それとも見た目で区別する人たちが多いのかな、はたまた私のようなNYにいる外国人にむけて? ウィンドウの前を通るたびに不思議に思います。ただ、この絵本の中で印象に残る箇所がありました。もちろん最後の言葉も素敵だけど、「それぞれの個性を見つけたら、もう笑うために木炭をつける必要もないんだよ」。自分が自分らしくしていれば、虚勢をはることも、ブランドで飾ることも、流行を追いかけることもしなくて良いんだなぁ。「自分らしく」って生きていくための最高の武器であり友達だと思います。少なからず仕事先のスタッフから私が感じていることでもあるんだけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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