テーマ:小説日記(233)
カテゴリ:きみに願いを。(詩)
きれいな石を探してた。
琥珀・・。 翡翠・・。 すこし違うな。 自分の指に乗せたときに、石が主張してくれないと困るんだ。 俺を守るんだから。 何軒かみて回って。ようやくたどりついた石は白くて。 黒い筋がうっすらと混じって。 「日本人の肌にはあわないな。」 ふふっと笑ってしまった。 ごつめに指輪をオーダーして。 出来上がったのをはめたら店員さんが。 「このホワイトバッファローターコイズは、大事な人にあげるといいんですよ。」 「へえ?」 「そのひとを守ってくれるんですよ。」 大事な人?そのひとができたら。 ああ・でも。どうなの? 俺が守るってのは、どうなの? またまた冬至ちゃんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/04/19 09:12:08 AM
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