「鋼の錬金術師」BSマンガ夜話感想
雪ですねえ。咳が止まらないので、こんな日は医者も空いてるだろうと行ってみたら皆、同じ考えだった様です。1時間待ってしまいました。さて、夕べはBSマンガ夜話でハガレンが取り上げられていましたので見てみました。ハガレンは私は最近読み出して、アニメもそれほど見なかったんですよ。私はゲーム後発なので、掲載紙が「ガンガン」という偏見もありまして。でも「一般教養」のつもりで読み出したら、はまりましたね~。簡単に箇条書きで話の推移をおさらい。ゲスト:よゐこの有野晋哉さん(←アニメ夜話でガンダムの時もご出演) 朴 さん(エドの声優さん、字が変換できないので名字でご容赦)あとはいつものレギュラー陣。岡田さんとか夏目さんとか・・・。レギュラーの人達の話・新人離れした絵と構成力(やっぱりガンガン掲載だからと侮ってはいけない^^;)・作者が漫画好きだから自分の作品をパロディ化できる。(表紙裏とか4コマとか。)・ギャグが適当に入っているからテーマの重さを考えると読みやすい。朴さんの話(キュートなお姉さん。地声が全然、エドやテマリと違います。)・朴さんは漫画もアニメも普段は見ないそうです。・荒川先生のお宅に伺ったらトイレに4コマ漫画が貼ってある。誰でも描けるらしい。・アニメがオリジナルに入ってから原作は読むのを止めた。レギュラーの人達の話・等価交換というルールがある世界観は日本では久しぶり。・ガンガン・コミックスは本誌とパロディ(同人)が一緒に出来る。・アニメ・ゲーム世代の影響。考え方がデジタル・人工知能っぽい。・科学技術の選択が絶妙。(ラジオはあるけどテレビは無いとか。)・作品は好きだが「痛さ」をあまり感じないクールさ、はどうか。 (オン・オフのように人も簡単に殺す。)・作品を客観的に見ているゆえのクールさ、熱い事を語っているけど 温度を感じない。・客観的だから、ネームが的を外さない。・月刊誌だからこその緻密さ。週刊誌では無理。・ゲーム会社という異端だからこそ、うまくメディアミックスできた。夏目さんの話・B級映画の影響。(見栄を切る、電車アクション等)・平和な描写があるから生きてくる残酷。 読者が怒りを生んで主人公の活躍に爽快感。レギュラーの人達の話・人間の生死というテーマを13,4才で分かるレベルにしてあるのがすごい。・親子で、はまれる。・残酷描写→作者が女性だからできるのかも。・女性は職人が多い。地に足が付いている。(師匠、高評価♪)・複雑なコマはないが、ポイントが必ず分かる。・漫画に囲まれて育った世代。良いところを吸収して引き出しが多い。朴さんの話・荒川先生は師匠みたいな人、眼鏡、牛好き。・エドの顔が描いてある「さるぼぼ」(飛騨の人形でしたっけ?)をくれた。レギュラーの人達の話・ここまで完成度が高いと次の連載は?ハガレンはあと3年くらいかかるらしい。・パロディ好きだから、外伝がたくさん出そう。と、こんな感じの流れでした。新参者なので、作者が女性というのは驚きました。女性だから、男性だからっていうのはどうでもいいですが、番組中にも言ってましたが「主婦よッ!」ってところは「ああ、そうかも」って思いましたね。(^^)それにしても凄い才能ですよね。キャラの話は無かったので、年少のかたには難しかったかも。コメンテーターがマニアな親父さん達の集団ですからね。キャラの話をするなら朴さんのお話しをもう少し聞きたかったです。終始恥ずかしそうにしてらっしゃいました。役からは想像出来ないですね。この番組は、その作品が選ばれたからといって全て好意的な訳ではないです。コメンテーターの趣味が反映されますから。以前、某ジャンプ漫画が叩かれてましたので、今回は好意的で良かったと思います。Faxで紹介されたファンのイラスト、皆さん上手だったなあ。サイトめぐりでもしてみようかな、と思いました。