(再)巌窟王#24(最終話)
最終回・・・後日譚でのラストでした。マルセイユの空は青くて、白い鴎が眩しくて・・・。帝国と地球の和平が決まり、復興したパリ。あれから5年。ドプレーはやることはちゃんとやっていたんですね!それに尽力したのは再び女王様になったエデや・・・アルベール。ベルッチオとバティスタンはエデに仕えることにしたんですね。「ウチのおヒー様」というバティスタン、可愛いなあ!ベッポ、いきなりモデルですか!ノワルティエの悲願でもあった。孫のヴァランティーヌは幸せになって。マクシミリアンとシャイな二人なのに皆から拍手を貰ったりしてね。並んで立つ伯爵=エドモンとフェルナンの墓。憎しみと友情。欲望と理解。たどり着くのに長い長い時間。メルセデスの脳裏にはマルセイユの三人の思い出。それはアルベールとユージェニー、フランツにも重なる。ユージェニーとフランツは友人の関係だけだったけど。フランツの命日にやっと来ることができたアルベール。どん底から這い上がる日々。伯爵を恨むことなく。崩壊の日、そうは言ったもののアルベールには多分、死ぬよりも生きることのほうが屈辱の日々だったのでしょう。誰かを恨んでしまえば・・・。それを忘れるために尽くしてきた日々。やっと呼べた。「ユージェニー」の名を。伯爵の屋敷にはもう入れない。最後に見た母をモデルにした絵画の裏側から出てきた手紙。「貴女を泣かせるつもりは無かった。」本当は・・・そうだったはず。OPの歌詞がスクロールされて、新しいパリの街の中を歩いていくアルベール。罪も痛みも、全て背負って自分は生きていく。歌詞が素晴らしかったです。テクスチャを多用した画像は素晴らしく、見ているだけでも目の保養になりました。CGはあまり好きではなかったのですが、全体の雰囲気が統一されたこのアニメは別格ですね!特にロボット戦の迫力といったら!じゅんじゅんの若い演技に対してジョウジさん、小杉さんの重厚な演技を堪能しました。この作品があって、今のじゅんじゅんがいる。ご本人も特別な思いを抱いている作品を見ることができて本当に良かった。人の強さも弱さも存分に見せてくれたアニメでした。2008年12月05日発売巌窟王 DVD-BOX*******************************次週からは「蟲師」。本放送の時は二、三話程度の視聴でしたが、素晴らしい出来でしたね!感想は無理ですが、じっくり楽しみたいと思っています。蟲師 特別編集 蟲往来 初回限定生産 8,000セット限定