ぶどうの『甲斐路』が旬を迎えました。ほんのりと赤みを帯びたうす緑の大粒が、つい手を伸ばしたくなります。種はあるのですが、やわらかであっさりした甘みの果肉はジューシーで、とても美味しくいただけます。
「甲斐路(かいじ)」は「フレームトーケー」と「ネオマスカット」の掛け合わせで、新種というより、1977年(昭和52年)に産み出されたそうです。最近まで気が付きませんでした。
皮が薄いので皮ごと食べられるそうですが、やはり皮を取っていただいたほうが、美味しくいただけます。
親の「フレームトーケー」は果皮が紅色で、ヨーロッパでは古くから栽培されている甘いぶどうだそうです。
種が無くて、皮が柔らかになれば、もっと広く親しまれるのではないでしょうか?