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カテゴリ:ビジネス・起業に関すること。
会社設立から10年以上となると、つきあう会社経営者連中の間でも業種の違いはあれ大体同じような節目に差し掛かるとの話になります。
それは育てた会社の将来です。 当然、投資や企業買収に携わる方はご存知だと思いますが、 業種やビジネスモデルにより価値が大きく変わってきます。 それは簡単に言えば、 A) 自分に付属する事業 B) 自分でなくとも継続可能な事業 価値が変わるというのは、 B)は第3者に委譲しても事業継続が見込まれる。つまり第3者からしてみると買収する価値がある。一方、A)は創業者、またはその周りの人たちでないと事業継続が難しいと思われる。つまり第3者からしてみると買収できえないし、価値がないとと判断されます。 起業の際はまず6ヶ月、1年、3年、5年、そして10年と 成果ある継続を目指すのですが、選択する余地があれば開始の時点、 または途中でこのどちらかであるかを見てみる必要があります。 私の会社はそのA~B両方の事業を持ちますが、 もっぱら信用機関など一般ではBの部分の価値評価が多く、 Aはないようなもので、10年経ってもこれくらいかと 当時憤りを感じたものです。 それでこの5年間はBの強化に努めています。 日本で上場しているAの業態の会社も終身雇用ベースであればこれまで継続が成り立ってきました。しかしそれが崩壊しつつある中、世界で稀な例である日本の巨大商社など、実は存続そのものが危ぶまれてくるのではないでしょうか。その意味は、商社の社員が社内で得た商材、情報、人脈を転職、独立と共に持ち出すということが日常茶飯事になってくるからです。社外持ち出しができないように法的に書類で抑えても限界があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月06日 09時58分11秒
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