724637 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

真夜中のお茶会

真夜中のお茶会

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Recent Posts

Comments

あこや@ ソミュラさん 観ましたよ~ ってゆーか、毎年年間大…
ソミュラ@ 私の一年分以上です! えぇえ!?これ、本当に一ヶ月で見たんで…
ソミュラ@ 困ったねぇ・・・ うーん・・私は、あまりブックスさんは余…
あこや@ 月山 雲母さん です。σ(^◇^;)。。

Favorite Blog

クルマの中でドラマ… ランラン101さん
MILANO‘S REVIEW 水無月ミラノさん
ふぇいばりっとだい… 華南 文さん
yutukiの世界 潮崎柚月さん
BLUE&BLUE かなぴー。さん

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.04.02
XML
カテゴリ:映画の話
え~、、、今年に入って10本目の映画になりますか。
良く見に行っているなぁ。
映画の日に梯子して見に行ったウチの一つです。
大して期待せず見たもう1本の方が、お手軽な作りにせよ面白かったかな・・・。


これは何かの冗談か!?
そう言う意味で呆気に取られた映画でした。

シリアスタッチの予告を見て真面目な映画なのかと思っていたら、あら~。。。
思っていたのとは全く違う話の作りに乗せられたのか騙されたのか。
肩透かしを食らうというよりは、会席料理だと思って付いたテーブルに、
コッテリメガマックと山盛りのポテトを出されてこれがディナーです!と宣言された気分。

……嘘だろう?じゃ無くて、何の冗談!?

映画は面白かったのか?と訊かれれば、……微妙。

ある意味スケールは大きいのだけど、セコイ!ってどうしても思えてしまう話の印象。
何のヒーロー!?という登場人物たち。

そうなんです。

━あらすじ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
グラフィック・ノベルを映画化したミステリー超大作。
ジョン・F・ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機など、世界で起きた数々の事件を見守ってきたヒーローたち“ウォッチメン”。
しかし、かつてウォッチメンだった男の一人が暗殺される事態が発生。
殺害現場には、血のついたスマイル・バッジが残されていた。しかも、ウォッチメンたちの殺害はその後も続き……。
数々の歴史的事件にかかわってきたヒーローが次々と殺されていく裏で、世界を揺るがす壮大な陰謀劇が展開する。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「グラフィック・ノベル」ってなに?なんですが、この書き方、描かれた予告編を見ていると、現実に沿った話の感じを受けたのですが、実際の映画は完全にバーチャル。
ニクソンの時代に設定を借りた非現実的な、ある意味空想科学的なミステリー。

初めからこれは非現実的な作り物のヒーロー物だよと言われていたら、
ここまで覚めた感想にはならなかったんじゃないかなとは思う。

……予告とか、コピーやキャッチが下手を打ちすぎ。
それに興味を持って乗せられて見に行った人たちには嫌悪感を抱かれるかもしれない、な展開。
私だってハンバーガーやポテトは好きだけど、
会席を食べに行った筈なのに気が付いたらハンバーガーってのはね……

ネタバレをすれば、ニクソンの米ソの冷戦時代を背景に、人間離れした元ヒーロー達がそれぞれの立場で自分の信じる平和を実現させようとして――と言う感じなのかな。
後一歩で全面核戦争突入か!?と言う瀬戸際に彼、彼らの取った行動は!?というもの。
ただ、このヒーロー達(ウォッチメン)が一筋縄でいかないというよりは、捻くれたはみ出し者のアウトローじみた存在で、尚且つ一人、人外にまでなってしまい、ある意味神の領域まで達してしまった者もいるし、おまけに所謂ヒーローと言うには生臭すぎる。

戦いの渦中にいるからヒーローでも、そこから離れれば残虐な乱暴者でしかない男とか、
小心者の、仮面の陰に隠れないと何も出来ないくせに、正義の前には残虐性に溢れる男等々。

ソ連の開戦宣言?核爆弾の発射を目の前にあわや全面戦争突入か!?の瀬戸際に取った彼らの個々の行動は。

――なんつーか、本当にチープなのよ。
解るような解らないような。
100万の前の10万の犠牲――。

ウォッチメンの中の一人が密に画策した事によって、米ソの核戦争の前にもっと強大な敵を出現させ(でっちあげ)て目を逸らし、米ソを協力させることで戦争を回避させる。
そのための犠牲が10万(もっと多かったっけ?)って、それまでの場面も含め、
命の重さって塵芥?って思いもする。

全てを画策した張本人も自分の罪は解ってやっていた訳だけど、
だからこその自己陶酔と言うか。

全てを見越しての作品の作りなのだろうか、とは思うものの、
やってらんないなぁ、付いていけないよ……見るほどに覚めていく意識。

おおげさに作り物めいたヒーロー達は意識してのうそ臭さな感じがする。
おおげさ過ぎるからこその強調される非現実感なのかな。

そうそう、もう一つ見ていて思ったのは、この映画はR指定なのかな?絶対そうだろうな。
でも私の見た映画館では指定は掛かっていなかったのよ。

暴力シーンがともかく多い。
人間離れした身体能力のヒーロー達の戦いは、あんたたち絶対サイボーグか何かだわ。
そうとしか思えない身体能力。
殴られても、机が壊れるほど吹っ飛ばされても怪我らしい怪我一つせず対抗していくヒーローたち。
戦闘シーン、、、他のシーンでも繰り広げられるのは人海戦術で、
吹っ飛ぶ人間、飛び散る肉片、降り注ぐ血の雨。
この度の行き過ぎた暴力シーンは見るに耐えない。

それからエッチシーン。
恋愛は大切な要素なのかも知れないけれど、ウザいと思ってしまった。
そんなに長く入れる意味って何?無くても問題ないと思うけど。

そんなこんなで色んな意味で後味のあまり良くない映画でした。

あぁ、この映画はジョークで出来たコメディなのか。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.04.03 03:40:30
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.