新元号『令和』が決まる道のり
発表されました。新元号は『令和』です!音読みで読みやすい元号とのことです。万葉集巻五の梅の花の和歌集のうたからです。「太宰帥大伴の卿の宅に宴してよめる 梅の花の歌三十二首」の序文にある『初春の令月、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。』から引用されたものだそうです。『初春(しよしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(かぜやはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。』と読むそうです!新しい元号の年月が、良い時代になりますように!ーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーー4月1日はエイプリールフールでも、その日に新元号が決まるからややこしい。もうすぐ、歴史のページがめくられる。ドキドキ、するね!10:39もうすぐ、閣僚会議とのこと、平成の場合は、最初から「平成でお願いしたい」という根回しがあったと言われています。「修文」 「正化」 「平成」の三つが紹介され、「平成」しか語源の説明がなく、議員から「修文」 「正化」 についてはどうなのかの、何の質問も上がらず、そのまま満場一致で決まったそうです。今回は、どうだったんでしょうね。11:21ちなみに、平成に変わってすぐの時から、新しい元号案が提案されて金庫の中に保存してあったそうです。陛下に先にご連絡とのこと間も無く発表のようです。日経新聞の速報から『政府は3月14日に複数の学者らに新元号の考案を正式に委嘱し、それぞれ2~5つの案の提出を求めた。菅氏の下で絞り込み、5つ以上の原案から新元号を選ぶ。有識者の意見を聞く「元号に関する懇談会」が1日午前9時半にスタート。菅義偉官房長官が5つ以上の原案を示す。40分程度で終了する見通し。山中伸弥京大教授や経団連の榊原定征前会長、直木賞作家の林真理子、宮崎緑千葉商科大教授らが出席。菅義偉官房長官が、衆参両院の正副議長から意見を聞き、午前11時半ごろに記者会見し新元号を公表。新元号は天皇陛下の退位に伴い5月1日午前0時から施行。新元号は日本最初の元号「大化」から数えて248番目にあたる。「平成」までに使われた漢字は72種類で、最多は29回の「永」。2番目に多いのは「天」と「元」の27回。元号に用いる漢字はこれまで中国古典(漢籍)を出典としてきた。政府は今回、漢文学や東洋史学だけでなく、国文学や日本史学を専門とする学者にも考案を委嘱したことを明らかにしている。「退位礼正殿の儀」は4月30日午後5時からで、三権の長や地方自治体の代表ら338人が参列する。皇太子さまは5月1日午前10時半から歴代天皇に伝わる神器などを引き継ぐ「剣璽等承継の儀」に、午前11時10分から即位後初めて国民代表の前でお言葉を述べる「即位後朝見の儀」に臨まれる。天皇陛下は2016年8月、国民向けのビデオメッセージで象徴天皇としての務めに関する考え方についてお言葉を述べ、退位の意向を示唆された。政府は天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議を設置。17年6月、現天皇一代限りで退位を認める特例法が国会で成立した。』