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2015.11.21
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カテゴリ:東北
桐の木というと、高級タンス材として有名だ。岩手の県花でもある。よく県木と間違えやすいが(私だけか)、岩手の県木はナンブアカマツ。桐の花とは、本物を見たことはないが、岩手県ウェブサイトには、

「材の光沢が強く淡紫色をおびて美しく、南部の紫桐として知られる」
「五月の薫風に甘い芳香をただよわせて山里の春を飾る」
「足利時代に遠野南部家が大和から苗を移したのが始まりと伝えられる」

と説明されている。

桐花章や紋章にも使われるが、高貴なものとみなされてきたようだ。

国産材の中でも最軽量で柔らかく加工がしやすい上に、木目が美しい。また、湿気を吸って膨張する。このため、タンス材とすると、湿気の多い場合には隙間を埋めて外気を遮断し、乾燥すると縮んで通気が良くなる。

また、火事の時などは水をかけると、吸水するので燃えにくい。このように火や湿気に強いのである。

なお、乾燥材は吸湿性が低く水を通さない、また、割れや狂いが少ないので気密性の高いタンス加工ができる、などの説明もある。
(吸湿性が高いと低いの両方の解説があって、矛盾しているようにも思うが、後でよく調べてみたい。)

植物としては生長が早い特性を持ち、タンス材としては20年目くらいが適している。娘が生まれると桐の木を植えて、嫁入りのタンスを作ったのも、このためだ。

産地としては、南部桐、会津桐が有名。産業としての桐材の現状はどうだろう。後に。

■この記事の続き
 桐と東北(その2 桐材の特性)(2015年11月21日)





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最終更新日  2015.11.21 17:41:21
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