カテゴリ:宮城
先日も、石ノ森章太郎の出身でないのに石巻市がなぜマンガッタンなのか?的な話を受けた。たしかに、石ノ森章太郎の生家は登米市石森だ。 石巻市の北上川河口にある中洲の中瀬には昭和24年から映画館を営業している岡田劇場があり、石ノ森少年は高校時代通っていたという。そんな石巻に思い入れの深い同氏に、1995年に石巻市長が石巻の活性化の協力を依頼し、石ノ森氏が快諾。翌年、市は石巻マンガランド構想を打ち立てる。 岡田劇場のあった中瀬には2001年石ノ森萬画館が建てられ、その中瀬には石ノ森氏によってマンガッタン島の愛称が付けられた。じつは、氏は昭和36年に23歳で70日間の世界旅行に出かけたが、アメリカにも3週間滞在しニューヨークのマンハッタン島にも行っている。長さ約20kmのマンハッタン島と、北上川河口の600メートルほどの中瀬とはサイズこそ違うが、細長く伸びた形はよく似ている。 ■参考 木村浩二監修『意外と知らない宮城県の歴史を読み解く!宮城「地理・地名・地図」の謎』実業之日本社、2014年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.11 12:46:43
コメント(0) | コメントを書く
[宮城] カテゴリの最新記事
|
|