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テーマ:路線バスで小旅行(249)
カテゴリ:バス
吉野山でロープウェイを運行している吉野大峯ケーブル自動車はその名前の通り、乗合自動車も運行しています。吉野山駅の出口には係員が待ち受けていて、バスの乗車券を販売しています。
吉野山上バス 三菱ローザ 吉野山駅 posted by (C)喜多山栄 駅前にはマイクロバス、三菱ローザが待機していました。バス路線は吉野山駅から奥千本口まで。ワンマンバスですが、整理券発行機や自動運賃箱の類は設置されておらず、あらかじめ行先を申告してきっぷを買って乗る仕組み。 吉野山上バス 運賃は申告前払い posted by (C)喜多山栄 十数年前、学生時代に来たときには終点の奥千本口まで乗って1時間以上かけて歩いて帰ってきたものですが、今回は時間もないので初乗り運賃の200円の乗車券を買って行けるところまで行って下ろしてもらうことにしました。 吉野山は修験道で知られる金峯山寺(きんぷせんじ)の門前町。吉野山から熊野三山にいたる大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)をはじめとする山岳信仰の拠点でもあります。ユネスコの世界文化遺産に登録されている紀伊山地の霊場と参詣道の一部でもあります。 峻険(しゅんけん)な紀伊半島の山道を歩く気合も体力も私にはないので、ちょっと眺めるだけです。 竹林院前 バス停 posted by (C)喜多山栄 道は狭く、マイクロバスでも離合が困難なところもあるので対向車と出会うと停車しながらゆっくりと前に進んでいきます。「竹林院前」で下車。門前町の見物をしながらロープウェイ乗り場まで歩いて戻ることにしました。 陀羅尼助の看板 吉野 posted by (C)喜多山栄 名産の「吉野葛(くず)」やそれを使ったお菓子や胃薬として知られる「陀羅尼助丸」(だらにすけがん)のお店も並んでいましたが、平日とあって人はまばらでした。 吉野 金峯山寺(きんぷせんじ) posted by (C)喜多山栄 金峯山寺の境内を見学しているとき、空から「ゴロゴロ」という音が。雷です。まもなく大粒の雨が降ってきました。ゲリラ雨のようです。携帯電話の天気予報サイトを開いてみたら、奈良県上空には強い雨雲がかかっていることが分かりました。傘を忘れてきたのでほうほうの体でロープウェイ乗り場までたどり着きました。シャツはびしょぬれ。タオルを持っていたので体を拭いたらしずくが滴り落ちるほどでした。 ちなみに胃薬「陀羅尼助丸」、名古屋市内の薬屋ではあまり見かけません。「だらすけ」という愛称で知っている人はいるのですが。あまり出回っていないようです。黒くて苦ーい丸薬なんですけどね。 [食欲不振・飲みすぎに] 胃腸薬 フジイ 陀羅尼助丸 (720粒) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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