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テーマ:車に関するお話(10194)
カテゴリ:クルマ・ドライブ
4年前に我が家に“赴任”して連日働いてくれている愛車、フィット君が車検を受けるために入庫しています。3年落ちの中古で買ってメーターは只今、62000を少し出たところ。10万キロ以上しっかり働いてもらうつもりですから、日常の整備は欠かせません。とくに今年は追突事故にあって“大手術”を受けているわけですから念入りにやってもらうつもりです。
早速、整備工場からTEL。「パーツの交換でお金がかかりますが…」。前輪のハブを交換しなければならないとのこと。長く乗るつもりですから即答でOKしました。 ちなみに私がクルマに乗るようになって現在のフィット君は2台目。前任のファミリア君はしっかり12年働いてくれました。何度も大修理を重ねた上、名古屋市内の某川の橋の上でオーバーヒートして「ガリガリ」といってエンジンが止まり、修理工場へ運んだもののあえなく“戦力外通告”せざるを得ないという苦い経験をしました。 スズキ・スイフト フロント posted by (C)喜多山栄 フィット君が入庫している間、修理工場が代車として差し出してきたのはスズキ製のスイフト君でした。それも新車同然のピカピカのクルマ。メーターは1万もいっていません。ありがたいですねえ。修理工場の代車というと、廃車寸前の老朽車か、荷物運び兼用のライトバン、軽トラックが多かったのですが、たまには“おっ”といいたくなるようなクルマに当たります。 スズキ・スイフト リア posted by (C)喜多山栄 スズキ・スイフトには5月連休のときにレンタカーで乗りましたから情報はインプット済み。あらためて、日帰りドライブに出かけて走りや乗り心地、居住性などチェックしてみることにしました。 名古屋市内の街中で乗る分には何ら問題なし。小回りがきくので便利です。申し分ありません。乗り心地はむしろフィット君よりスイフト君の方が上、ソフトです。フィット君はホンダ車特有なのでしょう、堅めの乗り心地で好き嫌いが分かれます。 スズキ・スイフト サイド posted by (C)喜多山栄 長距離や高速走行はどうか。仕事のお休みを利用して奥美濃方面へ向かうべく東海北陸自動車道を走ってみました。“ドライブデート”といきたいところでしたが、残念ながらまだ実現していません。単独行です。 インターチェンジでの流入時の加速は問題なし。ただ、サービスエリアのように流入車線が短いと一気に加速するためには、アクセルを床まで踏む必要がありました。 東海北陸道を選んだのは、山越えのために長い上り勾配があるため。AT車なので当然Dレンジに入れて走りますが、美濃インターを通過して山間部、郡上市内に入って勾配がきつくなるとちょっとアクセルを踏むたびに頻繁にキックダウンします。フィット君ではあまり感じたことのないストレスです。今回は一人ドライブでしたが、前後2人ずつ乗って荷物を積んで走ったらちょっと厳しいかもしれません。 今後、私がフィット君の“後任”にスイフト君を選ぶかというと「ちょっと厳しいかな」というのが率直なところ。走りはともかく、最大の弱点は荷物スペースがフィット君にはとても及ばないということ。同じことはトヨタのヴィッツ君にもいえます。値段は手ごろで、われわれ庶民にふさわしい車だとは思うんですがねえ。 いずれは現在のフィット君を“戦力外”にする時がきます。自分のライフスタイルや財政事情など勘案しなければなりません。新車を短期で下取りに出して次々と乗り換えるようなことはしないでしょう。レンタカーや代車など、普段乗っていない車種に乗る機会を利用して“体の感覚”で今後どのような車を利用するのか、考えたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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