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2024年06月10日
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カテゴリ:障がい福祉

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マンスプレイニングとは?

マンスプレイニング(Mansplaining)は、主に男性が(相手を無知、または特定の分野に詳しくないと決めつけて)見下すように何かを解説したり、知識をひけらかしたりすることを指す言葉。「man(男性)」と「explaining(説明・解説する)」をかけあわせた用語である。併せて、マンスプレイニングを行う人のことをマンスプレイナーと呼ぶ。

 

この言葉は2008~2009年に生まれてSNSを中心に徐々に広がり、2010年にニューヨークの「ワード・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたほか、2018年には辞書最大手のオックスフォード英語辞典にも掲載された。

 

たとえば、「車やバイクが好きなんて女性にしては感心だ、教えてやろう」といった態度で、誰かに自分の知っている知識を話す。美術鑑賞をしている若い女性に、聞かれてもいないのに絵画の解説をする。女性のSNS投稿に、何かを知らないだろうと決めつけたうえで偉そうにリプライをしてしまう。これらはすべて、見方によってはマンスプレイニングにあたる。

 

米国の政治や人権問題に取り組む著作家レベッカ・ソルニット氏は、「ロサンゼルス・タイムズ」が運営するサイトで2008年に発表されたエッセイ『説教したがる男たち』の中で、男性が女性に対して何か得意げに解説する現象は、特に女性ならみんな知っていることだと述べた。

 

マンスプレイニングの特徴

マンスプレイニングは主に女性や子ども、年下の男性に対して、上司や年上の男性、友人、街で出会ったばかりの人から、はたまた顔も知らないSNS上の匿名のメッセージを通してなど様々な場面で行われる。特徴としては、下記のような傾向がある。

 

相手の話を遮って自分の主張を話す

聞いてもいないことを解説したがる

女性だからと固定観念の押し付けをする

マウントをとりたがる

自分の方が知識があると披露したがる

相手が知らないと決めつけて話す

SNS上で上から目線の発言をする

2014年のジョージワシントン大学の研究によると、男性は男性同士で話す時に比べ、女性と話す時の方が、33%相手の話を遮ることが多かったという。また、ノースウェスタン・プリツカー法科大学院の2017年の報告書では、男性の最高裁判事は、相手が男性判事の場合よりも、女性判事の場合の方が話を中断する頻度が約3倍高かったという。

 

こうした傾向から、マンスプレイニングの関連語として「man(男性)」と「interrupt(遮る)」を組み合わせた「Manterrupting(マンタラプティング)」という言葉も生まれている。

 

マンスプレイニングをする人の心理

マンスプレイニングをしてしまう人は親切心のつもりで発言しており、相手が不快に思ったり、それによって傷ついたりしていることに気づいていない場合も多い。先述のソルニット氏は、一部の男性に見られるこの行動は、自信過剰と無知が合わさった心理から来ていると話す。

 

マンスプレイニングを行う心理としては、「女性はこういうもの」という固定観念やイメージ、偏見があったり、無意識にも男性優位的な思考を持っていたり、相手を見下していたりする。また自分の方が正しいという心理や、上に立ちたい、よく見られたいという心理を持っていることもある。中には、そうした行動・心理とは裏腹に、深層心理では自分に自信がない人もいるという。

 

このような心理を持ってしまう背景には、亭主関白な家庭や男性優位な環境で育った、そうしたコミュニティで仕事をしているなど、周りの環境が大きく影響していることが多い。また、仕事やコミュニティでの役割に性別上の偏りが生じる社会構造そのものが背景となっている場合もある。

 

マンスプレイニングの事例

 

 

私は、「この絵はどんな意味なんだろう」とは言ったが、「あなたにこの絵の意味を解説してほしい」と言ったわけではない。

 

マンスプレイニングが話題となった事例として、202010月にアメリカの副大統領討論会で起こった当時の民主党のカリフォルニア州上院議員カマラ・ハリス氏と、副大統領マイク・ペンス氏のやりとりがある。

 

討論会中、マイク・ペンス副大統領がカマラ・ハリス氏の話を繰り返し遮ろうとしたといい、その際の「副大統領、私が話している最中です。」というハリス氏の発言はSNSでも話題となり、マンスプレイニングについての議論を呼んだ。

 

また、X(ツイッター)で投稿された以下のスレッドも興味深い。「今まで一番イライラしたマンスプレイニングは?」という問いかけに対し、「子供がいたこともないのに、妊娠について説教をしてきた」「頼んでもいないのにSNSアカウントの運用について助言してきた」など、多くの人の体験が集まっている。

 

 

 

そのほかにも、下記のようなマンスプレイニングが事例としてある。

 

女性が専門家であることを知らずに、その分野の基礎的な知識を説明しようとした

社会活動に取り組む黒人活動家に対して、黒人の社会的立場について解説しようとした(「米国では刑務所にいる黒人のほうが白人よりも多い」、「黒人はひどい育ち方をした」など)

なお、白人が黒人に対する偏見などをもとに上記のような発言をすることは「ホワイトスプレイニング」といわれることもある。

 

マンスプレイニングは何が問題なのか

人に解説や説明をする行為自体は、悪いことではない。「マンスプレイニング」と呼ばれて問題視される理由は、それが「相手の女性は、(年上であり男性である)私よりも物を知らないだろう」という思い込みから見下すように行うことであり、無意識の偏見から来る言動になりがちだからである。

 

一つの事象に対して、もしかしたら自分よりも相手の方がずっと詳しいのかもしれない。しかしそうした配慮がなく、無意識にでも「若いのにすごい」「女性なのにやるなぁ」「学がなさそうなのに意外と知りたがっている」などという気持ちを持って接してしまうことで、ふとした瞬間にそれが言動に表れ、相手をうんざりさせたり、尊厳を傷つけたりする。

 

人と人とのコミュニケーションにおいて、相手に対する配慮や尊重する気持ちが足りていないことが問題だろう。

 

相手が男性であれ女性であれ、偏った先入観を持って接することや、上の立場から話をすること、相手を黙らせる行為は相手を不快にさせるだけでなく、不平等な支配関係や不公平な社会を生んでしまうことにもつながりかねない。

 

マンスプレイニングへの対処法

無意識に不要な説明・説教をしないために

さまざまな場面で、性差別に関する言葉として使われるマンスプレイニング。先述の事例とは反対に、女性側が相手男性の方が専門家・プロであるにもかかわらず、上から助言しようとする場合も同じくマンスプレイニングだといえる。

 

これまで自分が当たり前のようにしていた行動がマンスプレイニングだったかもしれないし、過去に自分も年上からされた経験がある、と思う人もいるかもしれない。

 

大切なことは、目の前の相手を属性によって「無知」だと安易に判断しないことだ。話しかけたときに、相手が嫌そうにしていなかったから、なんなら少し質問をしてきたから、と自分の話ばかりを続けて良いものでもない。X(ツイッター)で集まった体験の多くは、「頼んでもいないのに助言されたこと」がポイントとなっている。

 

それは相手から質問されたことか?

相手がその説明を必要としているか確認したか?

もしかしたら相手の方が知識や経験があるのでは?

発言の裏に思い込みや偏見を持っていないか?

自分の行為がマンスプレイニングとならないよう、誰かと接する時に心がけたいのは、自分自身に上記のように問いかけながら、相手を尊重する気持ちを忘れないことだ。

 

マンスプレイニングをされた時の対処法

自分がマンスプレイニングをされた時は、相手に同様の態度で対峙するのではなく、あくまで冷静に対処することが必要だ。

 

相手の話に相槌だけ打ち、軽く聞き流したり、冷静さを保った上で歩み寄る気持ちを示しながら、自分の思いを伝えることが大切だろう。

 

相手の発言によって不快に感じたり、傷つけられたりした時には、その人から距離を取る方が良い場合もある。

 

まとめ

マンスプレイニングはジェンダー問題として取り上げられることが多いが、夫婦間など、男性側がマンスプレイニングをされる側になる場面も存在しており、一概に女性だけが不平等な立場に立たされているともいえない。

 

「男性はこう」「女性はこう」と決めつけて議論することは、不要な衝突を生み、差別を加速してしまうだけだ。より良い社会のあり方を考える上で大切なことは、男性・女性という線引きを超え、同じ人として、どんな場面でも互いを尊重し合ったコミュニケーションを築いていくことだろう。

 

マンスプレイニングに限らず、他者の感じ方によって自分の行動が「差別的」に映ることはあり得る。そしてそれは、相手によっても反応が分かれるものなので判断が難しい。より相手の心を思いやり、円滑な人間関係を育んでいくためにも、広く人・社会・世界について知り、多様な視点で物事を捉えられる目を育てていきたいものだ。

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最終更新日  2024年06月10日 09時27分55秒
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