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テーマ:心の病(7312)
カテゴリ:エロい人
生きている証のためにこうして何かしらの文章を書いている。
己の心象スケッチばかりじゃ、書くほうも読むほうもうんざりなので、角度を変えて、いつもと違った切り口で日記を書くこととした。 これは2ちゃんねるの科学板で知った。 最近、2ちゃんねるニュース速報+ナビというまとめサイトを知ってから毎日チェックしている。10分ごとに自働更新されるので伸びの速いスレッドがオンタイムでチェックできて便利だ。 科学とは無縁の私にとって、2ちゃんねるの科学板は学びの場所でもある。ソースはネイチャーなので当然、英語であり、翻訳ソフトを使用することすら面倒なので、この日本語の文章のみを読んでの感想となるが、ちょっと興味を惹いた。 >イギリスの心理学者Daniel NettleとHelen Keenooが行った425人に対する調査による>と、 >芸術家たちには、平均5,6人の性的パートナーがおり、それ以外の人たちの約4人よりも>多い。 >調査を行った研究者たちは、精神分裂病に似た特徴によって、 >それらの人たちが異性に対して成功しているのだ、と主張している。 という様な内容の記事 早い話が異性獲得には精神分裂症的な要因が絡んでいるのではないかという仮説だ。まず芸術家達=分裂症っぱい、という強引な解釈があるが。 このへんは差し引かなくてはならないが、原文にはもっと詳しい理由が書いてあるのかもしれない。 芸術家には一般の人よりも性的パートナーの数が多いという統計結果だ。そういわれると「そうか」と妙に納得するが、そもそも一般の人も約4人というのも多すぎやしないか。紳士の国のイギリス人はそんなにお盛んなのか。それともお盛んでないのは私だけなのか。 異性への興味は、合理的な精神と別の回路にあると思う。例えば初恋の心理状態を考えてみれば、けっこう分裂症的だ。我が初恋を振り返ると、なんであんな気持ちになってしまったのか不可解だ。あなたもそうではありませんか。また、恋に落ちる人物についてその魅力を考えると、エキセントリックだったり、気まぐれだったりと、不可解だ。ダメな男(女)にばかり入れ揚げてしまう人も多い。 ちょっと古い話だが、池田小学校事件の宅間も4回の結婚離婚を繰り返しており、獄中においても彼と結婚したいと申し出る女性がいた。彼がモテる男であったことは確かだ。 異性獲得のほかにも、人格に障害がある人が組織のカリスマ的なリーダーとなることは多い、宗教指導者にも境界例の人格障害者が多いという。分裂症という症状は社会的に不思議な病で、社会的にまったく相手にされない人がいる一方で、賛美を受ける人も結構いるのだ。福祉施設勤務で出会った分裂症の高齢者の中には、とてもピュアで人間としての魅力を感じる人もいた。幻聴や幻覚、妄想などで社会の中に順応できないのが残念。 確かに芸術の分野には分裂症と思われる人がいる。これはテレビ等を通した私の勝手な判断なので実名を上げても許してほしい。 寺山修司、芥川龍之介、草間弥生、ゴッホ、ダリ、岡本太郎、横尾忠則、イエス・キリスト、シド・バレット、(ちょっと思いついて書き連ねた) 生きている人が3人いて大変申し訳ない。それから神様に対してこんなことを言って、信者の方にも申し訳ない、キチガイのたわ言だと思っていただきたい。個人的には草間弥生さんのキャラは大好きだ。作品も素晴らしいしテレビに出る彼女も魅力的。何か生活で不具合があれば力になってあげたいと周囲に思わせる何かを持っている。実際、草間さんは自分の作品が陳列される六本木ヒルズを住まいとして、落ちついた暮らしをしていることだろう。 分裂症はうつ病のように社会の情勢によって患者が増減する病気ではなく、いかなる世の中においても0.8%いる。これを多いと思うか少ないと思うかは意見が分かれるところだが、あなたもこれまでの人間関係において何人かの分裂症の人と出会ってきたのだ。不思議だ。私の周囲にもいたのだろう、知らなかっただけで。ちょっと変わった人物だと思っていただけで。まてよ、この私はどうだ?と疑ってもおかしくない。が、長年、精神科に通いながら分裂症状についてのコメントはまったくなかった。抑うつ的な人物がなるべくしてうつ病になったといったところだろう。こう長年の鬱症状に苦しんでいると、分裂症の空気の読めなさとか、デタラメな方向にずんずん突き進んで元気だという事例を考えると、羨ましいとさえ感じる。もちろん、社会よりシャッターを下ろされておろおろする患者さんには申し訳ない妄想だが。 分裂症がモテるという仮説、あなたはどう思いますか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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