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阪神大震災のあと、全部屋をスケルトンリフォームしたときに仕舞い込んで早や10年あまり・・・ クローゼット奥から大量のLPレコードとともに出てきたのが写真左側のTechnics「SL-7」です。 LPレコードのジャケットと同じサイズながらリニアトラッキング・メカを採用したスグレものなんです。 右の同じくTechnics「SL-1200Mk3」はお正月に姪っ子のところへ行ったときに見つけたモノです。 なんでも姪っ子のダンナが「DJ」にあこがれてプレーヤーを2台買ったものの全く使ったコトがない・・・とのことでワタシが製作した「DYNAUDIO」のユニットを使用した2WAYスピーカーシステムと交換してもらうコトにしました。 いや~ラッキーですね。 Technicsの名機が2台も揃ってしまいました。 「SL-7」のカートリッジは「205C MK3」という当時の高級機を装着しています。 ボロンカンチレバーや極細楕円針を装備していて「MM」ながら「MC」よりも特性がイイと評判になったモノです。 ただ、購入から20年が経過しているので、ダンパーのゴムの劣化を心配したのですがけっこう弾力を保っているようで、チャイコフスキーの「1812」の大砲の音も何なくトレースしてくれました。 20年ぶりにLPレコードの音を聴きましたが、全くもって新鮮そのもの・・ 「フワッとくる空気感」や「音の緻密さ」はCDでは得られない音だと思いました。 いまだにアナログファンがたくさんおられるのが改めてわかった気がします。 当時のスピーカーは「JBL4331」の2WAY、今は同じく「JBL4333A」の3WAYに変わったとはいうものの、38Cmウーハとホーンスコーカーは同じもの、ツィータ「2405」が追加されただけなのですが当時のプアな音とは次元が違いました。 当時はアンプにかけるお金がなくて、某国内メーカーの7万円くらいのプリメインでドライブしていました。 今は「300Bシングル」や「ゴールドムンド・ミメイシス」でドライブしていますので、その違いなんでしょうね? 「SL-1200MK3」のカートリッジはDJ用の「スタントン」が装着されていました。 逆回転させても壊れないように??ぶっといカンチレバーが着いていて、大事なLPコレクションにこの針を落とす勇気がありません。 205C MK3はスペアも含めて3個ありますので、一般のヘッドシェル用のアダプターを探してSL-1200MK3にも装着してみるつもりです。 レコードの「ほこり取り器」や「スタイラス・クリーナー」といった懐かしい周辺器具も揃えなければなりません。 でも、LPレコードのデジタル化にまた一歩近づいてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.19 15:10:35
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