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この年になると、あと何年生きられるかわからないので、生きてい
るうちにいろんなアンプの音を自分で確認しておきたい・・と言う 焦りがでてきます。 で、未体験のイントラアンプを作ったのですが、自分の求めている音 とは違ったことがわかったので、サッサとバラしてパーツセラーにお 戻りいただくことになりました。 アンプセラーも満杯になってきましたので、二度と聴かないアンプ をケースに入れて完成させるわけにはゆきません。 で、次はナニの音を聴いてみようかな~と思ったときに、今まで パラプッシュやトリパラプッシュの音を体験していないことに気付 きました。 低歪追究のあまり、メーカー製完成品も自作もすべてシングルプッ シュばかりを選んできたんです。 クリアでソフトな音を実現できると次は「品」と「華」を追及します。 それも実現できると次は「凄み」を求めるようになります。 どうすれば「凄み」を実現できるのか・・とこの数年考え続けて きたのですが、その結論がパラプッシュでした。 電力増幅素子をいくらペア組みしてみてもすべての電流域でピッタリと 揃えることはできません。 どうしても個体差が出てしまいます。 逆にそれを利用すれば、コーラスのユニゾンのように個々の微妙な音質差 が音の厚み、凄みにつながるのでは・・と思い至りました。 真空管のパラプッシュは大がかりになるので、MOS-FETで挑戦する ことにします。 当然ながら「Aクラス動作」「無帰還」は必須です。 超シンプルな回路にしたかったので「0dB」の電力変換アンプにしよ う・・と思います。 パーツセラーを物色したら「2SK1056」と「2SJ190」のペアが 4組ありました。 その昔、秋葉原は万世橋のふもとにあった半導体専門店「オテック」で 購入したものです。 ソース抵抗も海神無線で求めた無誘導タイプがありました。 ソフトな音を求めて、抵抗はカーボンにしたかったので「千石電商」 で購入しました。 半固定の多回転タイプは「デジット」で購入しました。 基板はいつもの「ICB-88」の2倍サイズを使用します。 この基板を長手方向に2分割して片チャンネル分を組み込むことに します。 この基板とにらめっこしながらパーツを差し込んでジグソーパズル のスタートです。 うまくカタチにすることができるか、そのパズルを解くのが楽しみで 基板つくりを続けているカンジです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.11 23:08:05
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