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テーマ:自己啓発すすめ(817)
カテゴリ:自己啓発のすすめ
実は、ここのところ凹んでいました。 日々のブログも、なんとか自分を奮起させようと、氣持ちを前向きに、前向きに持っていこうと自分なりに意識をしていました。 だめですね・・^^; まだまだ、精神的に甘いようです。 昨晩、帰宅して熱めのシャワーを頭から浴びました。 網戸越しに、かすかに入ってくるやわらかい風を感じながら・・・ 何かに誘われるかのように、本棚にある一冊を手に取りました。 『父へ、母へ、最後の手紙「昭和の遺書」』 *仮名遣い等直っています 遺書 林 市造 海軍少尉 特別攻撃隊員 昭和二十年四月十二日沖縄にて戦死。ニ十三歳 母宛 昭和二十年四月十一日 お母さん、とうとう悲しい便りを出さねばならないときがきました。 「親思う 心にまさる親心 今日のおとずれ なんときくらん」この歌がしみじみと思われます。本当に私は幸福だったのです。わがままばかり通しましたね。けれど、あれも私の甘え心だと思って許してくださいね。 晴れて特攻隊と選ばれて、出陣するのはうれしいですが、お母さんのことを思うと泣けてきます。 母チャンが私をたのみと必死で育ててくれたことを思うと、何もよろこばせることができずに、安心させることもできずに死んでいくのがつらいです。 私はいたらぬ者ですが、私のことを母チャンにあきらめてくれと言うことは、立派に死んだとよろこんでくださいと言うことはとてもできません。けど、あまりこんなことは言いますまい。母チャンは私の気持ちをよく知っていられるのですから。 この手紙は、出撃を明日にひかえて書いています。ひょっとすると、博多の上を通るかもしれないので、楽しみにしています。かげながら、お別れしようと思って。 でも、私は技量抜群として選ばれるのですから、よろこんでください。私たちぐらいの飛行時間で第一線に出るなんかほんとはできないのです。 ともすれば、ずるい考えに、お母さんのそばに帰りたいという考えにさそわれるのですけど、これはいけないことなのです。「許してください」とこれはお母さんに言わねばなりませんが、お母さんはなんでも私のしたことを許してくださいますから安心です。 私は、お母さんに祈ってつっこみます。お母さんの祈りはいつも神様はみそなわしてくださいますから。この手紙、絶対に他人にみせないでくださいネ。やっぱり恥ですからネ。もう死ぬということが、なんだか人ごとのように感じられます。 いつでもまた、お母さんにあえる気がするのです。 あえないなんて考えると、ほんとに悲しいですから。 なんか、ボクはとても恥ずかしい氣持ちになりました。 この方は、若干23歳でこれを書かれたのです。 ボクは凹んでる場合ではないんです。 だって、今こうして、ここに活きているんですから。 「喜怒」「哀楽」を味わえるのですから・・ しっかりしろ!自分! と思う、未明こんとんの中で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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