お花ちゃん♪のお部屋

今日は、私のカウンセリングの日でもあり、主人が風邪でお休みしたこともあって
姉のことは、気がかりでしたが病院に連絡をしてお休みしました。

・・姉は、私より3歳上で、亡くなった母にそっくりです。

子供の頃から、健康優良児。
勉強もトップクラスで、書道、そろばん等何をしても「出来る子」でした。
頂いた賞状は数知れず、父や継母はそんな姉が自慢でした。

親、担任の先生の反対を押し切って、商業高校に進んだ姉は
ここでも本領発揮。
商業科でのいろんな検定試験にも合格、部活のテニスでは都大会で入賞を果たし
インターハイにも出場。
お友達も沢山いて、私には大変羨ましい存在でした。

なんたって、私は正反対。姉に比べて「おまえは・・・」が父の継母の口癖でした。

「おまえは橋の下で拾って着たんだ、本当の子じゃないんだ」
まぁ、ありがちな大人の言葉にもかなり傷ついてたっけ～。

同じ姉妹でどうしてこうも違うのか・・・・

私自身、子供の頃からそう思いました。

私には、親の愛情を一身に受ける姉が本当に羨ましかったです。


ですが・・・カウンセリングの中で、姉のお話が出たとき、
カウンセラーのおっしゃったことで「納得」したような気がしました。

そう、姉は・・・良い子過ぎました。
父の期待を一身に受け、父が果たせなかった最高学歴を取ることを望まれてた。
姉は、行けたんです・・・
高校進学にあたって、商業を選んだ姉・・・
中学の先生は、もったいないと進学校を勧めに何度も家を訪問しては
親を説得（？）しにきていました。


「お姉さんにとって、精一杯反抗したんだろうね」
カウンセラーがそう言ったとき、私もそう思いました。



私には、かなり幼いときからの記憶があります。
ですが・・・・・

姉は、実家にいた時の事を、特に私と過ごしたことを殆ど憶えていないのです。
「一緒に暮らした憶えがない」

姉は、良い子でいることで厳しすぎた父たちから自分を守るために
必死だったのではないか、と思うのです。
私の存在を憶えていないのは、何か意味があるのかも知れません。


ですが、そんな姉が私にも誇りでした！


だってね、いつもお友達のところに遊びに行くとき、
一緒に連れて行ってくれたり（かなりイヤイヤな時もあったようですが）
そりゃ～優しかったんです。
そんなところも母譲りです。
私が学校に入学すると「○○さんの妹さん」と私まで先生たちに有名人。
（成績はかなり・・・超違ってますが^^;）

いじめられると姉はお友達と必ずかばってくれました。

私は～～金魚のフンでしたなぁ。

その後、姉は都市銀行に就職。
その銀行を選らんだ理由が～「制服が素敵だから！」・・・・
当時、全日空のスチュワーデスと同じデザイナーの制服でデザインもそっくり。

ところがぁ・・・
それは、前年度まで、姉が入社した時は全然「いけてない」制服に・・・・

あんな悔しそうな姉を見たのは初めてでした～～！！


仲が良くても、どこか違っていました・・・
お互いが結婚してから、上の子が同じ年と言うことと
近所に住んでいたこともあって、一層身近な存在にはなったのもの、
何処かお互いに「踏み込まない」部分がありました。

10年前、姉が倒れた時、私は・・・・決して今とは違いました・・・
言い訳は沢山ありますが、冷たかったかも・・・


先日、洗髪の出来ない姉にドライシャンプーをしました。
「気持ち良い」と何度も言ってくれました。

私は・・・何故か涙が出てきちゃったんです。
ふと、母を思い出しました・・・

どこまでも優しかった母・・・・そっくりな姉・・・
私は、二人になにも出来ませんでした。
母が亡くなったのは私が9歳でした。当時、何が出来たかは分かりません。
今の気持ちも上手く言えません。

ただ、母を思い出し、頑張ってる姉を思い、
姉が生きていてくれてることに感謝しました・・・・

今日はゆっくりさせてもらって、明日は元気に笑いに行きます。
日曜は天使ちゃんが一日来ます。
ヘルパーをしているお友達にいろいろ教わって、
「足湯」もして上げたいです。
ってか～、私がしたいことなんですけどね。

今、ちょっと遠くまでお買い物に行った仔花ちゃん。
姉のだ～～～～いすきなヨン様のポスターを買ってきました。

姉はきっと大喜びでしょう♪♪


私のお友達がお見舞いくださいました♪素晴らしいカーネーションさんの花束！
母を想わせるお花さんです
お花さんが思い出させてくれたのかしら♪


一部をバスケットに活けてみました！