活字と植物メンテ、クラシックの日々

先日、『新年書き初め交流会』がありました。参加した人たちは真新しい半紙に筆で力強い文字を書き、新年の始まりからすがすがしい気持ちになったようですね。

書き初めは毎年行われていて、今年で３５回めだそうです。毎年参加して、「今年もがんばるぞ！」という気持ちになる人も多いのでしょう。そして、あんなに大勢の人たちがいっせいに書いていたのにまったくおしゃべりする様子はなく、皆さんの真剣な表情に感動しました。

学年によって課題が決まっていて、「たこ」「初春」「正月」など、お正月らしい課題もありましたが、「平和」というのもありましたね。

世界には平和でない国が実はたくさんあります。戦争が終わったというのに毎日のようにテロがある国、階級ごとに生活のレベルが決められ、満足に食事もできず、自由もうばわれている人々が多い国、大地震で数万人の人々が犠牲になった国・・・など。

日本も不景気、国際協力、自衛隊派遣問題などでいろいろと揺れています。いっぺんにすべての問題は解決できないかもしれませんが、今年はできるだけ、良い方向に進んでくれたら・・・と願います。

大人の方がこういう作品を書いていました。『万物生光輝』（漢文で「ばんぶつこうきをしょうず」と読みます）。すべてが光り輝くということです。外見の美しさもあるかもしれませんが、心もぴかぴか輝くということですね。

今年はぜひ輝こう。２００４年が終わる時に「今年はこんなに輝いたぞ！」と思える年にしましょう。

（２００４．１執筆）