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活字と植物メンテ、クラシックの日々

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2004/06/12
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カテゴリ:身近な海外
この土地に移ってきて、すごく不思議に思ったことがある。
車で約40分の隣の都市に行き、買いものをすることが多いが、お店で外国人を多く見かける。ロシア人のようだ。水産関係で船で仕事にやって来る人々、水産加工工場で働く人々などだ。
彼らが買いものをし、お店のレジで精算をするとき、店員は一言も発せず、レジの金額を客に見せるだけだ。店員がことばを発したとしても、日本語の「○○円になります~」だけ。
ロシア人はこの都市にかなり昔からかかわりがあると思う。地理的にも近い。稚内市(わっかない・し)あたりだと、ロシア語が話せる店員がかなりいると聞いた。
「なぜ、ここはロシア語ができる人が少ないのだろう?」
昨年、私の住んでいる町で、ロシア家庭料理の講習会や、ロシア民族舞踊の催しがおこなわれたが、料理を習っている時、あるいは催しの準備の間、彼らとちょっとことばを交わしたいと思っても・・・ついつい出てきそうになるのが・・・つたない英語。白人→英語が通じる、というわけではないのだ。すごく失礼なことをしているように感じた。
私が関わっているフランチャイズの塾も英語は取り扱っており、受講している生徒が一番多い科目だ。しかし・・・・
「この土地って、英語よりもロシア語にもっと力を入れるべきではないのかなぁ?」
と感じた。

そんな私が、今春からロシア語を学ぼう、と思って始めた(つもり)。子どもに教えるのではなく、自分で身につけるため。
でも、なかなか時間が取れず、「毎日これだけはやろう」と思ったことも達成できていない(泣)。
かろうじて、土曜朝のテレビ『ロシア語講座』はなんとか見られるが、まだまだアルファベットも数字もうろ覚え。毎回毎回「アーペーツェー~」と歌ってくれるロシア大使館付属小学校のみんなとがんばらなければ。

今年度のテレビロシア語講座は、メンバーにダニエル・カールさんが加わった。役柄はなぜか、すし屋の板前のアメリカ人。奥さんがなぜかロシア人。でも、ダニエルさんが入ってくれたため、英語とロシア語を比較して、わかりやすくなった。日本人は英語は長い年月やっているから、英語の文法を頭の下地にすることも可能なのだ。これはうまい試みだと思った。
ダニエル・カールさんは東北弁をズラズラ話され、東北に住んでいた私はとても親しみがある。それから、私は5、6年前、東京の中目黒から乗った平日の昼間の日比谷線で、真向かいにダニエルさんが座っていらしたのをお見かけしたことがある。その時、英字新聞を読んでいらした。あぁ、やっぱり母国語は英語なんだなぁ・・・と実感。





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Last updated  2004/06/12 09:01:08 AM
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