活字と植物メンテ、クラシックの日々

くっそー細胞が死んでる。。。


図書館に行った。
あるテーマで探しものをしていた。
自分で検索しても
うまく見つからなかったので、
司書さんに聞いてみた。

わぉ！悲しいことに、
この図書館には無いらしい。
しかし・・・
「別の図書館だったら
これだけありますから、
電話して聞いてみてください」
とのこと。
別の図書館って・・・
数日前に、他の用事で行った所だ。
そちらになんと６冊もあるらしい。

だが、規模的には
こっちの図書館の方が大きいのだ。
大きいからって何でも見つかるわけでは
ないのだね（泣）。


しかたがない。
なんとかしよう。
勝負だ！（？？？）
なんて思いながら、
私は“学習コーナー”に行った。

子どもが夏休み中のため、
図書館の建物に入ってすぐのホールに
大きなテーブルが設けられ、
“臨時学習スペース”
になっている。

子どもたちが数人いたのだが、
びっしり座っているわけではない。
私もちょっとそこにおじゃまして、
ファイルからおもむろに
テキストとノート、鉛筆を出した。

最近、ひたすら
ロシア語の単語やフレーズを
書きなぐっている。。。
あーあ、２０年くらい前だったらよぉ
英単語なんか、けっこうすんなり
頭に入ったんだがねぇ。
今は、ロシア語をいっくら書いても書いても
頭のザルを通過して
どっかに消えてしまう感じ・・・。
ああ、心もとない。

細胞がもう、だいぶいかれて
死んでしまっているのだね。
２０年前にロシア語のことに気づいて、
少しでもやっておけば良かった。

そう、これは英語にもあてはまる。
もうちょっと気合を入れてやっておいたなら、
もっともっとましな英語を
使っていたはずだべな。。。


なんて思いながら、
次々とロシア語を書いていた。
ふと気がついた。

近くに陣取っていたのは
小６くらいの子どもたちのグループだった。
私のすぐそばの、男の子と女の子のおしゃべりが
ずーっと途切れないのだ。
この子達はやっぱり、
勉強するために図書館に来たんじゃないんだべなぁ
と思った。

しかも、しかも、
今日は街の中心で
大きな踊りのイベントがあるから
（私は見に行けないけど）、
浮かれちゃってるんだねぇ。


ねえねえ、
図書館に来たんだったら、
おとなしく勉強した方がいいよ。
小さい時にしっかりやってた方が、
ほら、大人になって
オバサンのように
苦労しなくてすむんだからさー。


と言いたかったが・・・
気が弱い私は言えなかった。


私は３時間くらい
ずっと書いていた。
その間・・・彼らは
ずっとしゃべりっぱなしだった。

いいなぁ。きっと
余裕なんだよね。
脳みそ的にも。


その脳みそ、くれ。


という言葉も、
気が弱い私は
飲み込んでしまったのだった。。。