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TOILETTES (複数に注意)
洗面所のこと、つまりお手洗い、便所。 化粧室とも言うが、外国ではなるべく自分の要求をすんなり表現した方が苦しまなく てすむ。 一度北イタリアで知人の家で、トイレに行きたくなったので、仏語で聞いたがその人 はイタリア語のみのようだったのでジェスチャーで手を洗う格好をしたところ、OK と連れていってくれたところはまさしく手を洗う洗面台があっただけ。その水の音を 聞くだけでもたまらないくらいだったが、もう少しだけがまんしていればいいかと皆 の居ることろに戻り待った。話し好きな人たちはにぎやかだった。話が食事のことに 移りかけた時、もう一度会話にあまり参加していないさっきのイタリア人に今度は思 いっきりトイレなんだよ、ジュースたくさん飲んだからと見せると、なんとかわかっ たみたいでWCを案内してくれたのでほっ。。。 そこではバーニョ(浴室)と言えばいいと言うのだが、お風呂なんかに入りたくない 私は思いもつかなかった。手を洗いたいと言うのが一番わかりやすいしエレガントだ とスイスの知人は教えてくれたのだったが、ところ変われば皆変わるであることを痛 感した。もっと変わった表現もあるが、知らない人が多いので使わない方が無難であ る。以後常にあの場所を最初に確認するくせがついてしまった。一度火事でなんとか 逃げ出せた人が、行くところまず避難方法をチェックするのと同じだ。惜しい男に逃 げられたら次回から慎重になるのと同じ。食べ過ぎて苦しい思いをしたら、あと控え るようになるのと同じ。 パリでもブリュッセルでもたいがいトイレは有料だが、ハロッズのようにきれいでロ ンドンの土産話のために行くようなところはあまりなく、何故只にしないのか、暴利 じゃないかと思ってしまうことがある。美術館などではすでに入館料を払っているか らだろう、大概只。しかしコンサートホールでは有料のところもある。映画館は最近 は汚いが無料のところが増えている。デパートでは大概有料、駅も、キャバレーも、 商店も、カフェーも。さらに映画館やコンサートホールでは案内嬢にチップが要る。 昔私にとってこのシステムは納得がいかなかった。有料にするわけがあればそれで良 いのだが、ひどいのになるとただ入り口で立ってお金を集めるだけなのだ。以前から 聞いた話では、映画館などは映画を見せるところとトイレは別だからということだっ た。駅でも国鉄とトイレは別の経営らしいのである。たまに空港などは同じ経営なの で無料になるとか言われると、そういうものなのかとうなずいてしまう。 チップだけで生活をたてている人がいるんだと言われても、ピンとこないのは私だけ だろうか。 しかも最初からトイレのないところが結構あって、こっちの人たちはなるべく行かな いように育っているのかなあと考えてしまう。体の大きさも影響するだろう。大人よ り子供のほうが回数が多いはずである。私も小柄なのでよく行くのかもしれない。 子供ならピピ(小)とカカ(大)ですむものを… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.05 17:18:29
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