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彼女はどこに行っても外国人扱いにされて、どこにも落ち着けるところは無いと言う。
日本に母親と何事もなく住んでいたのに、成人になるとアメリカ人だからということで追放をくらった。 日本だとアメリカ人、アメリカだとジャパニーズ、フランスだとエトランジェ(外国人)として自分の国=里がない。 ベルギーでも同様で、ハワイから一緒のアメリカ国籍も持ったフランス人のご主人と数年生活していたことがある。 両親と言っても、父親だけだが、日系一世なのでそんなに英語はうまくない。彼女は東京のアメリカンスクールに通っていたのでうまい。そんな彼女も浅草語でしゃべる。電話で私とおしゃべりする時は、日本語と英語とフランス語のちゃんぽんである。手紙も私はなるべく英語を書くようにしているが、日本語はひらがなとカタカナなら大丈夫である。最近彼女はフランス語を再度習っているので、フランス語で書くこともある。 気の強い男まさりだけれども、とても優しい幸子さんが疲れているという。 ”山のあなたの空遠く、「幸」住むと人のいふ。 噫、われひとと尋めゆきて、涙さしぐみかへりきぬ。 山のあなたになほ遠く、「幸」住むと人のいふ。” 今の私にしてあげられることは、遠くで祈ることだけだけど彼女はきっと乗り切ってやっていくだろう。 上の詩は子供の頃からよく耳にしたもので、書道道具を探していて、えらく昔の手帳が出てきてしまった時に、中に私が書き入れていたのを見つけたものである。 このブログでたびたび登場してもらっているアロマのヤスミンさんが、10年前のノートをご披露されたので、私もまたまた影響を受けてそれに習えということで、今週ちょっと30年ほど前の私の書き込みから拾ってみようと思う。 ヤスミンさん:http://plaza.rakuten.co.jp/aromafan07/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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