離れていると便りが途絶えると心配してしまうものだ。
何も聞かないと、生きているのか、死んだのか本当にわからない。
それでも発信の信号が自然に消滅する場合もある。
わたしの信号は山吹色でちかちかしている。
遠い宇宙の果てまでも届くような太陽のような光である。
宇宙飛行士たちが、あっちで幻覚を見るというのが科学的に実証された。
と中国サイトのニュースに載っていた。
中国語では太空(タイコン)が宇宙である。
宇宙飛行士を指すタイコノットは仏語で、中国の飛行士のことである。
この語源を探していたがなかなか見つからなかった。
昨日画面の片隅のニュースを見てはっとした。
大きな空なのである。
日本語がわかると中国語も何とか読める。更に勉強することによって随分理解度が増す。
言葉を習うのは、その背景も習うことである。
なんとなく、遥か遠い、広大な宇宙に飛び出したような感覚になった木曜日である。