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カテゴリ:言葉の魔法
(タイトルの続き)と言っても、旧字かな使いに慣れていない方には無理でしょうけれど。。
ここにどうやってその字を出せるのかわかりません。しかし漢和辞典に載ってますので参考にしてください。どうです。色気のある字でしょう。ついでに「てふてふ」(ちょうちょ)も軽やかな感触ですね。~しませふ。いいですね。かび臭い日本語かもしれませんが、発音でなくこの字が醸し出す雰囲気がいいのです。昭和一桁それも5年まであたりに生まれた日本人ならてふてふでしょう。 オニオンはこの旧字体が好きなのです。∵オニオンの父の本も旧字体のものが多かったのです。芥川龍之介全集や夏目漱石氏の小説や翻訳のミニィヨンや若きウヱルテルの悩みとかを読みました。この自殺をされた芥川氏の作品は特にお気に入りでした。 日本語は目で見て理解する言葉でもあるのです。中国語なら字の読み方がひとつ(例外もあるけれど)です。木 気 希 機 期 奇 黄 貴 季 鬼 忌 企 記 喜 騎 畿。。まだある「き」はそれぞれ意味が違います。これが熟語になると銃器、 十基、 重機とか、 道、 未知、 路、 美智、 満ちとか、 精巧、 成功、 性向、 性交、 製鋼、 西航、 盛行とか、聞いているとわけがわからなくなってきます。 言葉を使われる背景がわからないと全くどうにも仕様が無いのです。言いようによっては、日本語はケースバイケース、つまり、事情のいかんでどうにでもなることばのように捉えられております。つかみどころの無いことばなのです。 なぜそうなったか、それはえらい先生方に「巻かせて」おくとして、オニオン論はやはり借り物の漢字のせいであると考えます。 と言う書き込みを考えていたのですが、訃報が先になりました。不法もふほう。 続きは次回です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.06 22:04:58
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