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カテゴリ:ベルギー
ベルギーではキャッシャーが建物の壁に取り付けてあるので、それを「吐き出す壁」ということがあります。最近は銀行の入り口がセルフサービス、つまり自動で口座をいじれます。特に今年あたりから、メトロの駅にもキャッシャーが出来まして、切符を買う機械と間違えるくらいになりました。 でも現金の引き出しには、限度額があっていくらでも出せるわけではありません。全額出そうとするには、窓口に行かなくてはなりません。機械だと一週間に出せる額が350ユーロくらいがリミットなのですが、今度それを500ユーロにしようということになっているようです。今のレートでは100ユーロが12000円ですから、その5倍だと60000円ですね。 不景気で、銀行が信用できなくなって、商店では現金払いが好まれるので、とにかく現金が必要になっています。ところが、オニオンはユーロになってからキャッシュカード(電子マネーカード)をとにかく使っているので、財布はさほど傷みません。また、食事券(ミールクーポン)を会社から配布されるので、買い物は殆んど現金ではありません。 こんな話で、思い出したのですが、以前に南フランスでの家主さん、シシリア人ですが、彼女に3か月分前払いで家賃を小切手で払いましたら、その紙切れを突っ返してきて、遅れてもいいから現金で払ってくださいなと頼まれました。 当時フランスのそこの銀行では、外国の小切手つまりフランスの国で発行されていないものは、一度窓口で日数がかかりすぎる(三ヶ月かかる)からやめといた方が好いと言って断られます。そして、いくらかかっても構わないと粘ると、しようがないなぁとやってくれて三週間で現金が手に入りました。それを家主さんに言ったのですが、だめ、銀行にやめといた方が好いと言われたもの。。と取り合ってくれませんでした。 今ならもっと進化しているでしょうか?三ヶ月でなく最初は一ヶ月かかると言われそうですね。実際は一週間かかりませんから。。あの、なつかしい銀行に数十フランスフランを残してきました。解約して引き出しておくはずだったのに、せっかく行ったマルセイユでは大幅な銀行のストでして、かろうじて並んで出すことが出来たのが端数なしの額だけでした。 今となればあの13フラン、マルセイユの郵便番号が13であるのとダブってしまっていますけど。。 印鑑の無い国なので、全てサインです。あの頃は窓口しかなくて、そこで用紙にサインして係りの人がそのサインを帳簿と照らし合わせに行ってから、お金を引き出せるというものでした。なじみになると顔だけでOKなのでした。でも慣れたところは閉まっていたので、別のところでしたからサインをチェックすることは出来ませんでした。今思っても不思議ですが、とにかく出せましたね。。パスポートを見せたからでしょう、きっと。。 自動化は便利です。夜中特に便利です。でもそれだけ人手が要らないということで、雇用にはよくありませんね。自動化出来ないのが、工事などですね。ビルがロボットだけで建てられるとしたらどうでしょうか?道路工事がロボットで出来たら、夜中に眠らなくてもいいのだから安くて早くできて好いかもしれませんね。ベルギーなんか日本だったら2日で出来そうな工事を一ヶ月くらいかけてますからね。自動化すべきでしょう。 昨日はチョコレートケーキおよばず、またいつもの蓬ケーキでした。乾燥蓬のストックがあるもので。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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