オ　ニ　オ　ン　の　つ　ぶ　や　き

肉は憎いと言いますが、（知らなかった人はこれでわかりましたでしょ。。）、動物の生きることが達成できない憎さから来ているという解釈もあります。

よって憎さの残った肉を食べてはいけないとか。。その憎さの数だけ背中にアザがでるとか。。また四足の肉を食えば同じようになるとか。。そう言って昔は日本人が肉を食べるのを戒めてきました。仏教のあれとはまた違った日本の戒めの様ですが、オニオンよく知りませんでね、検索してください。

その仏教では牛は殺しません。回教では豚は食べません。アラスカではアザラシの肉を食べます。欧米人は日本人皆がクジラの肉を食べていると信じています。また中国人皆が犬の肉を好むようなことも。。
国土の違いともいえるのです。なぜ日本で牛を食べなかったかというと、国土が適していないからだったのです。今でも殆どアメリカ合衆国からの輸入肉でしょうし。。日本は酪農国では無くて農業国なんですよね。その土地のモノを人は食する、なら農産物で十分ということです。牛や豚は畑に生えてきません。一緒に農園に生活しているのだから家族の様なモノでしょ。だから食べるなということなんです。
とはいえ、食べるために育てた鳥もいますが、毎日食べませんでしょ。。

巷で随分前から菜食しなさいと叫んでいるのは、日本人は昔の自給自足の生活に戻りなさいということなんです。では、なぜ自給自足をやめたのかご存じですか？
人口が増えてそのままだとおっつかなくなったせいと、外国の味をシメタからです。（占める）
動物性の味を覚えてしまったからです。しかし、この時点で閉めればよかったのですが、特に「友好」な国アメリカから牛の豊かな文化が訪れていきました。他の国の影響もありましたけど、それらは控えめでしたのでアメリカ大国に乗っ取られたのです。日本は。。
以後、植物性からどんどん動物性に変更されていきました。

でも、でもまだ日本では主食が米という国です。ふりかけや味噌汁で漬物で海苔を巻いて食事をする日本があるのです。何も玄米でなくても雑穀米とかあり、白米に混ぜれば同じようなモノです。味噌汁もどんどん開発されて使いやすくなっています。豆は遺伝子の組み換えなしにこだわるようになったし、中元や歳暮にのりや高級米なんですよ。。

オニオンが帰国したら、必ず（出来れば自然食レストランの）「めしや」で日替わり定食を食べます。セルフサービスっぽく自分で好きなおかずを選んで席につくのです。トラックの運転手やバイカーがよく通う店は結構安くて美味しいです。また地元の人がしげしげと入る処も。。
なんたって最高のご馳走です。焼き魚、海草、味噌汁、ご飯山盛り、漬物、梅干し、野菜の煮つけ。。西洋かぶれたところへは行きたいとも思いません。ここベルギーでもなるべくそうでないところへ出かけますから。。

アメリカの酪農業が悪いとは全面的に言えないでしょう。でもその反対もないです。アメリカでなくても、ヨーロッパでも大量に作って利益をあげるのが目的になってしまいました。安全な肉をと思えば土地から買って自分で育てていかなくてはならない状態です。もともとそれが経済的でないから大量生産へと向かっていったのですが、そのおかげで自然のサイクルは破壊されてしまったのです。

収益のためにホルモンを注射された牛の肉を食べる人間、食べカスを牛にやる。そしてまたホルモンを注射、食べる、注射、病気、牛は殺す、人間は活かす、そのために食べる。。どこかで断ち切らなければなりませぬぅ。。。

肉を食べる時は玉葱を食べてください。オニオンは食べれませんが、玉ねぎは新モノをスライスしてください。もうそろそろ季節です。新玉の。。