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カテゴリ:映画
ZWEI LEBEN
英語版のみですが、こちらはドイツとノルウェーの合作です。2012年の作品で2013年に上映されました。 ドイツのベルリンの壁が無くなってしまって、隠れていたものがさらけ出されるというお話ですが、よく出来ていたのではないかと。。 ひとりの女性の第二の人生、嘘の人生だったのか否かということです。 当時の秘密警察STASIのことが出ていますが、もう一作で一人のSTASI役人の一生みたいな「他人の生活」もよく出来ていました。ドイツがふたつに分けられていたことはまさに20世紀の悲劇だったとオニオンは感じますが、それが一緒になったというのも別の悲劇を生んでいます。当時半年にも足りませんがオニオンはベルリンに住んでいましたのでほんの少しですが空気はわかるような気がします。どこへ行っても壁で封鎖されている西側では、ヴェニスから来たイタリア人が「息がつまる」と言っていたのを覚えています。また、フランクフルトからやってきたドイツ人にインタビューしたのですが、「両国間の国境が無くなることはないだろう。」とまさか数年後に本当に壁が無くなるとは信じられないことでしたでしょう。。 とまれ、もう過去のことになってしまいましたが、忘れてはならないことがあの戦争、つまり世界大戦です。無益に人殺しをして勲章を配り、収益をあげて物質的に豊かになってしまっているのです。 無益の上に築かれた無益な経済世界、無意味な生活を求め続ける人々、不必要に大衆の不安を煽るメディア。。数えたらきりがありません。 そんなものが考えさせられる映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月20日 07時01分38秒
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