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カテゴリ:ヨーロッパ
↑は21時半の西の空です。太陽が殆ど地平線に向かっているのでしょう。。 日本なら読書は秋ですが、オニオンは今度の夏休みにカリンに借りた本を読みました。 普段、じっくり読む余裕がありません。トラムの待ち時間を盗むように数ページを読むだけです。また陽が長いのでどこかカフェーに入って、読書タイムくらい。。 一冊目はカメルーン人なんだけどフランス人のお話、彼と奥さんは黒人、子供も黒人ですが、皆生まれはフランスでフランス人。でもどんなに学校の成績が良くても、インテリであっても、色が黒いだけで白人とは別の扱いをうけるという筋です。でも名前がアフリカっぽくないから、アフリカの名前は何かと聞かれる。しかし、アフリカの名前なんて無い。 マイケル・ジャクソンや、古いところではシドニー・ポワチエ、またモーガン・フリーマンとか有名人は相当なプレッシャーを受けているとな。。 日本ではさほどわからないとは思いますが、確かに、フランスの国土でもあるマルティニックでは、黒人と白人が一緒にフランス人として生活しているにもかかわらず、黒人の方はアンティエーズ(アンティーユ諸島の住民)と呼ばれ、なぜか白人の方が海を越えたフランス人と呼ばれるのです。 また、メトロでもベンチでも黒人の横に座るのを避けるというのはどういうことか。。とも 子供たちは親さえフランスに生まれているのに、学校では常にアフリカ人として扱われ、果てはブラックとして不良化していくとのことです。 また、アフリカ人を集めたゲットー化の問題にも触れています。 一番いいのは、黒人と白人が子供を作っていけば、いつかは差別が消えるだろうって。。 フランスだけの問題では無いのです。 そうこい言ってる間にも、TVではどんどんアフリカからイギリスをめがけて難民が命かけて流れています。イギリスへ皆そのまま輸送してやったらどうでしょうか。。フランスとイギリスを結ぶカレーでは毎日何度も難民がトラックや船に潜り込んでいます。イギリスがとても天国のように見えるのでしょうね。。
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最終更新日
2015年08月10日 02時56分14秒
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