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カテゴリ:輝き
皆さま楽しいひと時を過ごされたことでしょう。。
クリスマスは家族がそろうもので、一家団欒のイメージがあります。よそ者は入れないのです。 オニオンも日本を離れて、クリスマスが来るたびにいろいろ家族の役割を考えてきました。 全く一人で過ごしたこともありますし、友達たちと祝ったこともあります。また一般家庭に呼ばれたこともありましたが、はっきり拒否されたこともありました。 日本人の感覚ではクリスマスなんてただのパーティーくらいだろうと思っていたころがありますから、えらい目にあいましたわ。。嫌と言うほど家族の重みを感じました。 またプレゼントもどういうものを持参したらいいかわからず、困ったこともありましたし。。 面倒くさいので、嘘ついて自宅でひとり静かにケーキを食べたこともあります。 また、ホテルの一室で近くの教会の鐘を聞きながらのときもありました。 ブリュッセルに来てからは、一応家族の集まりをしていました。最初は食事を作ったり、プレゼントを交換したり。。結局そういうのは疲れるらしく、集まりは無く翌日に挨拶だけという形になり、いつの間にかカードだけ。。 オニオンは家族的イメージのものから一切遠い、縁がないです。暖かい家族とか家庭なんて知りません。実家ではいつもケンケンした雰囲気で意気投合で何かしたことなんて記憶がありません。他人様の温かそうな普通の家庭から流れ落ちてくる声を聞きながら夕食時散歩をしていました。 でもそういう経験をしたからこそ、クリスマスと言う時に家族が集まる苦労をしている人たちがえらいと思います。中には嫌だけれども仕方なく親のところに出向く人もいるようですが、お仕着せのプレゼントを持って料理は親に任せて、パーティー用の服を着て、子供たちに騒がないように言いつけておいて。。(親がいない人から見たらうらやましい限りですが。。) 宗教的な意味などなく、習慣ですね。もちろん宗教の意味もあるので、教会へ行ってお祈りする方もいらっしゃいます。もともとは地味なミサだったのです。いつの間にか商業的になってしまったのでしょう。。 子供たちだけでなく、皆がそれぞれにプレゼントを受け取る日なのですよ。高価な店の包み紙のものでなく、どこかのカタログで見た写真と同じものでもなく、もっとオリジナルなあなただけに宛てられたプレゼントです。受け取るか受け取らないかはあなた次第です。 家族というのは、各々がその役目を演じないと成り立たないのですよ。。 とまれ満月は地味に輝いていました。また来年も光ってください。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月26日 23時49分35秒
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