昔ある人にあげたプレゼントが自分に戻ってくることがあります。
例えば家族の一員に贈った飾りの皿が舞い戻ってくるのです。本である場合もあります。
それは、その人がもう所持しなくなったからです。
あの世へ行ってしまう場合、形のあるものは何も持っていけないからです。
何か人に贈る時、気持ちを込めてることが多いので、もらった人は気持ちをもらうのです。
贈った気持ちが通じずに捨てられることもありますが、それはあなたのせいではありません。でもモノはそうやって気持ちの媒体をしているにすぎないのです。
いずれにせよ、再びモノを手にして思うことは故人がそれをどういう気持ちで受け取って所持してくれたかでしょう。
地震や津波で瓦礫が積まれた時も、皆どんな気持ちでどんな風にこれらのモノと生活していたかを想ってしまいます。
形のあるものは、過去の影です。
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最終更新日
2016年02月10日 05時57分22秒
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