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カテゴリ:映画
さて、月曜日と火曜日はオフです。映画でも行こうかと思ってたら、なんと25日から4日間数映画館では通常金額の半分で見れる企画が始まってました。毎年あるイヴェントですが、参加映画館が少なくなってます。
滅多に外に出ないオニオンが25日、日曜日に三時間ほどの長い映画を見ました。月曜日も午後早いめにフランソワ・オゾン監督の作品を見てきました。どちらもドイツ語でしゃべってたせいか、頭の中はドイツログになってしまいました。 フランツとは、ドイツ人の兵隊で戦場で戦死、年老いた両親とフィアンセが実家のある村から始まります。この監督の映画は劇場のような、クローズな場所が舞台のもの(例えば「8人の女」)が多いですが、こちらは大半はこの村でも汽車に乗ってパリへ行きます。またテーマは決して明るくはないですが、うまく筋が組まれていました。最初と最後のシーンだけがカラーです。あとはモノクロです。 日曜日の作品からドイツ語聞いていましたが、ドイツ人の知り合いのことを思い出しました。実際にドイツには一年も住んでいなかったのですが、内容が濃すぎたかも。。とまれ、ある日ドイツ人が冗談をオニオンに言ったのですが、全然面白くなかったのです。彼らのジョークは彼らだけにわかるようですが、フランス人には通じませんでした。今でもフランスのCMにありますが、ドイツ人はジョークを言わないって。。つまりドイツ人にとってはジョークでもフランス人にとっては何でもないのです。 また、日曜の作品の中にも今日の作品にも聞きましたが、「幸せか?」というセリフです。ドイツ人はどうもこの「幸せ」という観念を大事にしているようです。 日曜日の「トニ・エルデマン」では、父親が仕事の虫になった娘を心配して「幸せなのか?」と聞くのですが、それまで動じることのなかった娘の全てが狂いだすのです。月曜日の作品の中にもフィアンセが幸せにというセリフがありました。最後に微笑むヒロインを見ると、おそらく彼女は幸せなんだって感じますけど。。 昔、ドイツ人の友達もオニオンに「幸せ?」って聞きましたけど、「はい」「いいえ」で答えられるものではありませんでした。その時、オニオンも幸せってどういうことって自問自答せざるをえなかったのですから。。他人にそういう質問はしないことにしてます。 うるさいこと言わずにすなおに「はい、幸せです。」って言う事ができないのでしょうかねぇ。。 ドイツ語での幸せと、フランス語の幸せと、日本語の幸せってきっとみんな違うんですよ。。 不幸でないから幸せって言うんなら、もちろん幸せですが、これでいいのでしょうかねぇ。。 ひとつだけ言えることは、あなたは幸せですかと聞かれて、「はい、幸せです。」と言える人が幸せなんだと。。ね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月27日 03時38分29秒
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