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カテゴリ:日本
音楽の演奏を例にとりますと、日本人は完璧な演奏をします。間違わないで、文句の言われようのないってやつです。たまに人間味が欠けていることもあります。ロボットみたいなの。。
銀行の電話口でも、ロボットの音声のような感情のない声が聞こえます。 マニュアルってやつですね。自分の思う事じゃなくて、決められたことしか言っちゃいけないってやつ。。 小さい頃から、完璧になることを躾けられるせいでしょうか。。 100満点の優等生はお手本です。 そういう人たちがヨーロッパの民衆が生活しているところに来ると、あっとびっくりするのです。 完璧な人もあれば、全くそうでなく自由に勝手なことやってる人たちがうようよいますから。。 社会階級ってのがはっきり分かれているので、最初は戸惑うことでしょう。 オニオンは庶民の中にすっと入りました。もと貴族という上流階級の人たちがいるかと思えば、路上生活の人たちもいて、今は戦争から逃げてきたアフリカからの難民もいます。周りに自分と同じ人なんていません。みんな個性があって、言いたいことがあって、好きなように生活しています。文化の違いも激しいのです。トラムに乗れば、イタリア語、アラブ語、英語、ドイツ語、中国語そしてフランス語などが混じって聞こえます。携帯電話で話してるので聞いていると、同時に数曲の音楽を聞いてるようにおかしくなります。こそこそとは話しません。他人が聞いていても平気です。 制服のようなスーツ姿はあまりなく、同じスーツでも色が違ったりしますし、髪の色も違います。大きい人もいれば小柄な人もいます。世界中のあちこちの人たちが歩いています。世界の縮図のようです。 日本の単一社会での完璧主義では人間味が欠けますが、こちらでは人間臭い人たちが。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月15日 02時26分30秒
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