カテゴリ:仕事
取引先が自社ビルを建てた。
挨拶に顔を出してみるとズラリ並んだお祝いの花。 銀行、業者、競合会社まで、どの花束にも大きく社名を誇示し、 少しでもそれにあやかろうと群がってきている感じだ。 確かに今の時代、自社ビルを建てるのは凄いことだし。 そこの社長はとても貧しい家庭に育った。 生活保護を受け、みかん箱の机で勉強した超苦労人。 高校には行けず、中学卒業後上京、就職し、30代で独立。 その後、着実に業績を伸ばし今日に至る。 理論武装、情報武装などまるでしていないからなのか、 子供のような探求心を持つ心と、無邪気とも言える人柄が魅力だ。 誰でも知っているような事でも、目をキラキラさせて聞き入る。 だから、話す方もとても気分が良い。 経営やマーケティングの理論を遙かに凌駕する、 自身の経験から得たより実用的な知恵を多く体得しているのがよく分かる。 やはり実践から得たノウハウが一番価値があると思い知らされる。 私が目指す凄い経営者の一人だ。 ただ今後の不安は後継者の息子が頼りないこと。 ううむ、初代が凄い人ほど2代目が情けないって事が多いような・・・ 社長は継いでくれると言うことだけで満足していて息子には激甘。 息子は継ぐと言うことだけで親孝行だと思っているようだし。 ホントはそれが自分にとって一番都合がいいと思ってるくせに。 まあ、そのうち私が渇を入れてやろうかな。 でも、いいや、息子とはあまり付き合いたくないし。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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