カテゴリ:カテゴリ未分類
息子の希望で回転寿司に行く。
子供時代、寿司と言ったら「かんぴょう巻」だ。 大学生になるまで寿司屋なんて行ったこと無かったし、 出前も子供用は「かんぴょう巻」と決まっていた。 お弁当もいなりや太巻と並んでいた「かんぴょう巻」が美味しくて、 いつも一番最後にじっくり味わって食べていたっけ。 だから「かんぴょう巻」にはとても思い入れがあるし、 私にとって最高の寿司は「かんぴょう巻」なのだ。 でも、回転寿司では「かんぴょう巻」がほとんど廻っていない。 私はじっと「かんぴょう巻」を待った。 しかし、待てども待てども廻っては来ない。 息子はいくらやらエビやら、チャラチャラしたものばかり食べてやがる。 かみさんはつぶ貝やら甘エビやら、邪道なものばかり食べてやがる。 何度も言うけど、寿司は「かんぴょう巻」だぜ! 特に男は「かんぴょう巻」だ。 「かんぴょう巻」を粋に食べる男が一番モテるに決まっている。(笑) 仕方なく私は「かんぴょう巻」を粋に注文。 しばらくして廻ってきた俺の「かんぴょう巻」。 かんぴょうが黄金色に輝きとても眩しいぜ。 息子にこれが寿司の王様だと渡すが、すぐに返されてしまう。 かみさんもまるで興味なしだ。 まったく情けないことだ。 何故、本物が分からないんだ。 「かんぴょう巻」食べずして寿司を食べたと言えるのか。 私の注文した時のついでに出来た「かんぴょう巻」が、 誰にも取られず何度もグルグル廻っている。 どいつもこいつも本物を食べないで何がグルメだ。 くそっ、なら俺が全部食べてやる。 息子が「かんぴょう巻」をむさぼる私に 「かんぴょう巻」が1番なら2番は何?と聞いてきた。 そりゃ「かっぱ巻」に決まってるだろ!(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|