「少し人生が複雑なのよ」byマダム・ジーナ
普段はそんな事はあまり感じない・・・。どうも心の中に嵐が吹いていて、なかなか自分で抑えられない。こうなってくると、やはり特別な感情がある自分を認めざるおえない。ブログに書こうかどうしようか迷ってはいたものの、どうしてもクールダウンの必要があり書く事にしました。パートナーK氏とはもうそろそろ15年近くお付き合いをしてる事になる。考えてみれば長い話なのだが、ちっとも長く感じていない。いつの間にか冬が過ぎ春が来て夏になりまた冬になる。そんな事を飽きもせずに続けている。最近、彼は忙しい。自分で呉服のお商売をしいるのだが、10年前まで籍を置いていた店の女性社長が年配になり、ご主人も亡くされ、手助けをする事になってしまった。まぁ、いとこだから仕方が無い。変に人情味があるというか、世話好きなところがある。そうは言っても、そういう所も好きなのではあるが・・・。その仕事の関係で八月から毎月一週間、富山県に出張に行く事になった。とはいえ、10年前までは行っていたので、なじみのお客様も多い。顔は覚えて無くても、何を買っていただいたかは覚えているらしくて、記憶がよみがえるのだそうだ。その月は、内情をみるのに黙っていたそうだが、そのストレスと、あまりにもずさんな内情に、毎日のように夜中に電話をしてきていた。一緒に行った、お茶汲みのおばさんがでしゃばりで、それでむしゃくしゃもしていたようだった。私は大変だろうと思って、睡眠を削りつつ、たわいも無い話をしたりして小一時間は話している日が続いた。今月になって、そのお茶汲みのおばさんは連れて行かないことにして、その役をしてくれる人を探していたらしいのだが、一週間という期間、富山に行ける女性はなかなかいなかったらしい。それで、どこで声をかけたのか、知り合いの友人らしい30代のバツ1の女性が行ってくれる事になったとの事を話してくれた。お子さんは小学生らしかったが、おばあちゃんがいるらしく、心配はいらないとの事だった・・・。でも私は心配した。私もそうだが、こういう人にこの人は弱いところがある・・・。だからあらかじめ予防線を張って「だめだよ~」とか言っていた・・・・。今月の出張は19日からこの間の日曜までだった。19日の日に、私の退職が決定したので、最初に報告しとかないと心配すると思って、メールをしていたのだが、一度返事はあったものの、移動日だったので疲れて寝てしまったらしい。翌朝返事が返ってきた。・・・・・それから今回はずっと電話もメールもなかった。最初は、実は、電話をしなくていいほど楽しいのかと思った。愚かな自分を責めた。もしかしたら過労気味だったので、何かあったのかとおもって心配になった。なので、体調を伺うメールを金曜の夜にしたのだが、返事はなかった。夜遅くメールをしたので、寝てしまっているのかと思った。土曜の朝に再度メールをした。返事が無かった。出張の最終日なので、お客さんが沢山あって、忙しいのかと思った。でも、返事が無いという事は、ひょっとして入院とかいう事になっているのか、はたまた、携帯の充電器を忘れて返信できないとか、携帯を水に落として使えなくしているのかとか、土曜日はずっと考えていた。で、夜の七時頃にまたメールをした。でも返事は無かった。いよいよ心配になり、何かあったら、入院している先をどうやって探そうとか、日曜に富山に行ってみようかとか、ぐるぐるぐるぐる考えた。でも、入院していたら携帯の電源は切っている筈、携帯が壊れていてもコールはしない筈と考えて、11時位に電話をしてみた。・・・・・・コールした。10回コールしたところで、出た。「もしもし」と言ってみた。無言だった。後ろで歌を歌ってる人の声が聞こえた。一応、知らない人が出るといけないので、「○○さんの携帯ですか?」と言ってみた。しばらくシーンとして切れた。なんで!!何で私が電話を切られないといけないのかと、心配で金・土ともろくに寝ていない私が、後ろで歌が聞こえているところで切られないといけないのかと、ほんとにほんとに腹が立って、涙が滂沱と流れた・・・・。そこから一度断ち切ったバカな思いが、どんどんどんどん渦を巻いた。そんな自分が嫌で、堪えた。でも堪え切れなくて、出来るだけ普通にしようと、早めに布団に入り、楽しい本を読もうとしていた。いや、読んでいた。読んでいたけど、字を読んでいた。どこかで至極冷静な自分もいて、「これで今日、何か言ってこなかったら、もうしらんな」と思いながら字を読んでいた。約一時間後、「心配ありがとう、いろいろあって返信できませんでした」とメールが届いた。「大丈夫ならよいのです」と返信した。「今、何をしてますか?」と着たので「新しい本を読み始めています」と返信した。返信してから、電話をしろという意味かと思って電話をした。声はいつもどおりだった。さっき電話に出たのは、違う人だったのかとも思ったが、聞けなかった。つらつらと半時間ほど話して、帰京したからの都合を聞いたり、約束をしたりして電話を切った。「話せてよかったです」と、メールした。でもでも、ちゃんと話すまで、どうも嵐は止まりそうに無い。情緒不安定になっている自分を制御するのがやっと。だいたいブログにこんな事を書くこと自体が異常。どうでしょう?普通、嵐が起きますよね、こんな場合。嫌でも特別な感情を持っている自分を自覚する。私の悪い癖。いつも最悪のパターンを考えているところ。会社だったら、危機管理が出来る人なのだろうけど、最悪のパターンを自分の中で用意しておいて、そうでなければ良かった、ましだったと、自分を納得させる。自分が傷つかないようにしている。最悪なおんなだ。最悪な顔をしているに違いない。これまでずっと支えてきてもらって、感謝しかないのに。こんな顔は見られたくないし、こんな嵐は悟られたくないのに、表に出そうで怖い。帰京して忙しいのは解っているが、早く話したい気持ちと、平静に話せるのか不安な気持ちが渦まいてどうしようもない。すいません、超個人的なことで、ものすごい愚痴です・・・・。犬も食わないっていうのに・・。しかも勝手な妄想かも知れないのに・・・。こういう感情は10年ぶりくらいなので、戸惑ってます。