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2007.06.25
テーマ：★ラーメン(14465)
カテゴリ：千葉市
 一見、どこにでもありそうな街の中華屋さん風情。しかしメニューのほうは、なかなかの個性派ぞろいだった。椎茸ラーメンに茄子豚めんに椎茸うま煮丼。想像しただけで、食欲のハートが一撃でやられてしまいそうになるが。そこはこらえて、一際異彩を放つ「トマトラーメン」というのを注文する。 思ったより、供出に時間がかかった。何か品物があれば、それを投げ渡すことができるような一直線にできた造りなので、その創作工程を見ることも可能なのだが。とりあえず、楽屋裏はのぞかずに、炒めあげる音とかに耳を傾けてすごした。 待つこと十数分。目の前にやってきたのは、紛れもなくトマト入りのラーメン。割と大きめにザク切りしたトマトたちが、普通のタンメンに堂々の参入を果たしていた。食べてみると、やはり元々トマト。ビジュアルでの存在感そのものに、味覚の面でもそれはきちんと際立っていた。 アレンジとか緩和とか遠慮とか、一切なし。オリジナルのトマト風味が、普通のタンメンに混在化し、みごとなくらい並立させている。それほど甘みは感じない。匂いがきつい。独特の青臭い酸味がやってきた。 ジューシーと表現してもいいくらいに果肉感たっぷり。下手な喫茶店の下手なイチゴパフェより、よほど果肉がほろ割れ、ほろ崩れる感じがやって来る。 意想外な組み合わせメニューということでは、レタス炒飯というのは間違いなく傑作だと思う。また、アボカドの寿司というのも、そこに伍していいだろう。どちらも、うちの子が苦手な品物を使ってあるが。二つとも、平気で平らげてしまう。 あるメニューを褒めるときに（～が嫌いな人でも、知らず知らずの内に食べられる）というお決まりのフレーズがある。これにならって言ってみたいと思っていたのだが。残念ながら、この品物には使えないようだ。 これはまさしく、トマト大好き人間たちのために献呈された限定プレゼン品である。心して味わいたい。 中華「福源」(ふくげん） 住 所：千葉市若葉区多部田町３５－１ アクセス：県道６６号沿い 大宮台から坂月交差点に向かう左側 Ｐ（２台） 電話番号：０４３－２３４－３８８０ 営業時間：１１：００－１４：３０/１７：００－２１：００（ＬＯ２０：３０）/ 定 休：火曜日/第１月曜日/ 客 席：カウンター５席/テーブル２卓/小上がり２卓/ 利用種別：個人向き/少人数向き/グループ向き/家族向き/ メニュー：（麺類） ラーメン５５０/チャーシュー麺７５０/五目麺８００/坦々麺８００/ 麻婆豆腐麺７５０/椎茸麺８００/タンメン８００/ なす豚ラーメン８００/トマトラーメン８００/ジャージャー麺８００/ 野菜ラーメン８００/スーラータンメン８００/五目焼きそば８００/ 大盛は＋１００/麺セット（好きな麺/中華風冷奴/半ライス）＋３００/ （ご飯もの/その他） 炒飯６５０/海老炒飯７５０/レタス炒飯７５０/中華丼８００/ なす豚うま煮丼８００/椎茸うま煮丼８００/麻婆丼５５０/餃子４００/ （定食） 豚肉とキャベツ味噌炒め定食９００/なすと豚肉のうま煮定食９００/ 麻婆豆腐定食８５０/野菜炒め定食８５０/肉野菜炒め定食９００/ 海老チリ定食１０５０/中華風冷奴定食９００/にらレバ定食９００/ しょうが焼定食９００/玉葱と豚肉の炒め定食９００/ ライス中盛＋５０/ライス大盛＋１００/ （各、おかず/冷奴/漬物/スープ/ライス付）/ 評 価：☆☆☆☆ （味４/量４/サービス３．５/雰囲気３．５/ＣＰ３．５/駐車場３） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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