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2009.02.07
テーマ：デリシャスなおすすめ！(830)
カテゴリ：北東部・北総地域
 アウェイの地での「当り」「外れ」は、その後のフォローがまったくきかないだけに、なかなかシビアなものがある。とりあえず心がけていることは、適当な直観に頼らないこと。夜の銚子は、店じまいが早い。そこはかとなく「地の果て」感があふれていて、じゃっかんの寂漠感がただよっている。空気が、どこかしめっぽく重い。 何軒か目星をつけた中から、雰囲気が良さそうな店の前で足をとめた。 外観は、町中のふつうの居酒屋そのもの。思い切って入ると、すでに常連さんらしき人たちが８割を占め、その場は完璧にできあがっていた。 店の名を冠した「おきの定食」の（竹）とカキフライを注文した。ここの品は、いい意味で期待をみごとに裏切ってくれた。 カキフライは大粒旬鮮でプリプリ。今まで食べてきたものは、いったい何だったのかと思えるほどの逸品。自分の中のカキフライ観が一気にくつがえってしまう。 刺身もさすがのイキの良さ。かつお、いなだ、いか、まぐろ、ほたるいかなど。艶っぽく光った品々が行儀よく居ならぶ。これらに、サバ焼き、白身フライなどがつく。 汁がつみれ仕立てで、これも絶品にほかならなかった。生臭さがまったく感じらない、手作りそのもののホロホロ仕様。本来、本物のつみれとはこういうものだというのを、イヤというほど主張していた。 本日のメニューを見て、すこし笑ってしまう。小さなポストイットを駆使して、できない品物を隠すようにしている。なるほど。一々記すより簡便で合理的な方法に違いない。 港に近いからといって、すべてが「当り」の店と限らない。逆もまた真なりで。すべてが「外れ」の店でもない。このあたりの目利きが本当に難しい。 とりあえず、今回のアウェイは完勝で締めることができた。その幸運を素直に喜ぶしかないだろう。帰途の足取りが軽かったことは、言うまでもない。   魚料理「おきの」 住 所：銚子市飯沼町１８６－１１４ アクセス：市場近く Ｐ（無） 電話番号：０４７９－２３－２０３５ 営業時間：１１：３０－１４：００/１７：００－２２：００/ 定 休：木曜日/ 客 席：カウンター４席/テーブル３卓/小座敷/喫煙自由/ 利用種別：個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/ 料金支払：あと払い/カード不可/ メニュー：【定食】 おきの定食（松）１９００/おきの定食（竹）１６００/ 刺身定食（松）１６００/同（竹）１１００/焼魚定食９００/ ジャンボ海老フライ定食１３００/かきフライ定食９００/ いかフライ定食９００/魚フライ定食９００/ 【丼】 海鮮丼１６００/鰹丼１１００/いか丼１０００/天丼１３００/ 【ご飯もの・汁】 かに雑炊６８０/かき雑炊６８０/ライス１５０/あら汁４００/ 【単品】【海鮮もの】 あじなめろう７５０/あじたたき７５０/たこ刺身７００/甘海老８５０/ かつお８５０/鮪９５０/シメサバ７５０/かんぱち９５０/ 刺身盛合せ７３５０/５２５０/３１５０/ 【揚もの】 かきフライ８００/いかフライ８００/魚フライ８００/ ジャンボ海老フライ１２５０/たこ唐揚６５０/いかげそ５００/ 天ぷら盛合せ１２６０/かき揚げ８５０/ 【おつまみ】 いか納豆４８０/甘海老揚げ８５０/帆立バター焼５５０/ 焼鳥１００/砂肝炒め５００/なす焼４００/新香盛３５０/ 【飲物】 生ビール６３０/びんビール６３０/酒８２０/冷酒７５０/ レモンサワー４００/コーラ２１０/ジュース２１０/ ウーロン茶２１０/ 評 価：☆☆☆☆☆ （味４．５/量４/サービス４/雰囲気４/ＣＰ４/駐車場１） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2009.02.13 02:51:43
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