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カテゴリ:essey
ひんすればどんす 貧しくなれば、頭の回転も感性も鈍くなっていくということ。 つまりは「負」のスパイラル的な表現であろう。 さんざん書いてきたことだが、景気が良い、いざなぎ景気を抜い たという政府発表が全くと言っていいほど庶民には実感のない 好景気。 それもそのはずである。 一部の上流が儲かっているからである。 年収500万円以下の庶民には全く逆であり、これから住宅 ローンの金利も上昇し、税負担は増え、税控除、手当ての 控除は滅失し、収入が減った以上に負担が増えるという日本 経済。 とりあえず、追加金利の上昇は先延ばしにはなったが、長期 レートで0.25%の上昇は免れなくなった。
我々の生活は飢饉時の農民の暮らしに似ているかもしれない。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び。。。としている間にまさ に貧すれば鈍すであろう。 今、国民の思考は弱っている。 それに比べてマスコミは相変わらず元気である。 ジャーナリストは無くなりつつあるが、下世話なゴシップで賑わ う記事、記事、記事・・・・ その中で政治のゴシップは次々に明るみには出るが、一向に 解決に向かわないのも尻切れトンボの調査不足なのか、先生 方の逃げ方がウマイのか。。。 上場企業のコンプライアンス違反によるまさかの不正発覚。
とにかくスカっとしない結末の事件、記事の多いことか。。。。
アメリカならこういうときにヒーローが出現することだろうが、日 本では無理なことに違いない。 せいぜい、芸能人を追っかけるのが関の山であろう。
益々、信じられるものはお金だけになるのか。 いまだからこそ、庶民は知恵と力を合わせてこの局面を乗り切る しかないだろうが、「貧すれど鋭す」になれるようになりたいも のだ。
今日のBGM ディオンヌ・ワーウィック 「ハートブレイカー」
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