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しろうと自然科学者の自然観察日記

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山野草と園芸植物

2019.10.21
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カテゴリ:山野草と園芸植物
☆9月12日、東京都八王子市の高尾山に植物観察(17回目)に行きました。その内容を紹介しています。スズムシバナの花です。(2019年9月12日撮影)。
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  • ☆このスズムシバナは、高尾山の「びわ滝道」の途中の道端で見つけました。スズムシバナは、本州(近畿以西)から九州の林中に生えるキツネノマゴ科イセハナビ属の多年草です。これは、園芸種が何らかの理由で、入ってきたものと考えられます。
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  • ☆スズムシバナは、直立する数本の茎をのばしてまばらに分枝し、高さは40~80センチになります。
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  • ☆スズムシバナの葉は対生し、葉柄が細長く、葉身は広卵形または三角状広卵形です。
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  • ☆スズムシバナの花期は9~10月で、枝先に数個の柄のない花をつけます。
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  • ☆スズムシバナの花冠はラッパ型の淡紫色で、先端が5つに分かれており、それぞれがさらに浅く2つに分かれているようです。この花は園芸種のようで、白色です。
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  • ☆スズムシバナ(鈴虫花)の名は、スズムシが鳴く頃に開花することに由来します。
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  • ☆スズムシバナの花言葉は、「可憐美の極致」です。林中でひっそりと咲いている姿から、この花言葉は最適であると感じました。
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  • Last updated  2019.10.21 17:10:13
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    2018.12.06
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年9カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[13]】はキジカクシ科(クサスギカズラ科:Asparagaceae)の植物です。キジカクシ科は、従来の分類(新エングラー体系、クロンキスト体系等)ではユリ科に含められていました。第8回は、スズランの花です。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランは、北海道・東北・本州中部以北の山地や高地の草原に生えるキジカクシ科スズラン属の多年草です。スズラン属の日本在来変種は、Convallaria majalis var. keiskeiのみだそうです。園芸品種が、庭や公園に植えられています。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆ヨーロッパ原産のドイツスズラン(Convallaria majalis var. majalis)は、大型で花の香りが強く、日本に自生するスズランの花茎が葉より低く短いのに対して、ドイツスズランは花茎が葉と同じ高さか葉より高く上に伸びます。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの葉は、2枚(まれに3枚)が根生し、葉身は楕円形から卵状長楕円形で長さ10~18センチ、幅3~7センチ、裏面はやや粉白色です。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの花期は4~6月で、花茎は高さ20~35センチで、花が10個ほどつきます。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆このスズランの花序は、8個の花が見えます。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの花は、広鐘形で、直径は10ミリ程で、裂片は外側に反り返っています。スズランの花は、6枚の花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)が付け根の部分で合着しています。雄蕊が6本、雌蕊が1本あるそうです。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの苞は広披針形で長さ4~10ミリ、小花柄は長さ7~12ミリです。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの果実は球形の液果で、直径6~12ミリ、秋には赤色に熟します。液果(漿果)とは、3層からなる果皮のうち、中果皮または内果皮が多肉質で水分が多く、軟らかい果実のことだそうです。(2012年12月16日撮影)。
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    ☆スズラン(鈴蘭)の名は、広鐘形の鈴のような形の花を咲かせること、葉の形が蘭に似ていることに由来します。別名のキミカゲソウ(君影草)は、花が葉の下に咲き葉の影に隠れるように見えることに由来するようです。(2012年5月12日撮影)。
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    ☆スズランの花言葉は、「再び幸せが訪れる」「幸福の再来」「希望」「純愛」「純粋」「純潔」「謙遜」「無意識の美しさ」「リラックス」「平穏」などだそうです。「再び幸せが訪れる」は、スズランが北国の人々にとって春の訪れの喜びのしるしになっていることに由来するそうです。「純粋」は、スズランがヨーロッパで「聖母の涙」と呼ばれていることにも関係するそうです。「癒やし」は、イギリスで語り継がれている森の守護神であるセント・レオナードの伝説から来ているそうです。






    Last updated  2018.12.06 06:32:32
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    2018.08.25
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年半、連載は連続2,300回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[1]】はラン科の植物の番外編で、第14回はラン科でないのに「ラン」の名がつく花です。記事は、2015年1月24日の日記の再録です。

    ☆名前の由来は、葉が洋ランに似ているもの、葉が野生蘭に似ているもの、花の様子に由来するもの、中国名に由来するものなどがあるようです。

    ◎アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)―ラン(蘭)の名の由来はわかりません。中国名からきている?

    ☆ウォーキングコースで、毎年秋に見かけるアツバキミガヨランの花です。アツバキミガヨランは年に2度咲きで、5~6月と10月に花茎を長く伸ばして黄白色の花を咲かせるそうですが、右側の枯れた花茎は5月か6月に咲いたものなのでしょうか。(2014年10月8日撮影)。
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  • ☆アツバキミガヨランは、日本には明治時代に渡来した北アメリカ原産でリュウゼツラン科(クサスギカズラ科)ユッカ属の常緑性低木です。アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)の名は、学名(Yucca gloriosa)の種小名「グロリオサ(gloriosa)」の「栄光のある」という意味を「君が代は栄える」と解釈して名づけられたそうです。厚葉は、文字通り葉が厚手であることから。中国名は、ホウオウラン(鳳尾蘭)というそうなので、「蘭」の名は中国名からきているようです。(2014年10月8日撮影)。
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  • ◎クンシラン(君子蘭)―葉が蘭に似ているので「ラン」の名が。

    ☆玄関脇で冬越ししてきたクンシラン。花茎が、随分伸びてきました。クンシランは、ヒガンバナ科クンシラン属の総称だそうです。本来のクンシランは花が下向きで観賞用に適さず、花が上向きに咲くウケザキクンシランの園芸品種がクンシランとして市場で流通しているそうです。(2013年4月3日撮影)。
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  • ☆クンシラン(君子蘭)の名は、本来のクンシランの学名が「高貴な」「気品がある」という意味で、それに日本では「君子」という言葉を当てたことと、葉が蘭に似ていることに由来するそうです。(2013年4月3日撮影)。
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  • ◎ノシラン(熨斗蘭)―葉が常緑で光沢があり蘭の葉に似ているので「ラン」の名が。

    ☆ウォーキングコースで、ノシランを1株だけ見つけました。直径60センチ以上あるような大きな株です。ノシランは、本州(東海地方以西)・四国・九州に分布するユリ科(APG分類体系ではキジカクシ科)ジャノヒゲ属の常緑性多年草です。本来は海岸線にある林の下などの薄明るい場所に自生するそうです。(2014年9月5日撮影)。
  • ノシラン1.JPG

  • ☆ノシラン(熨斗蘭)の名は、葉や茎が扁平で熨斗に似ているという説、葉も茎も火熨斗(ひのし:昔のアイロン)で伸ばしたように平べったいことに由来するという説がありました。蘭の名は、葉が常緑で光沢があり蘭の葉に似ていることに由来するそうです。(2014年9月5日撮影)。
  • ノシラン2.JPG


  • ◎ハゼラン(爆蘭)―蘭のような花が咲くや美しい花だからなどの説が?

    ☆ハゼランは、南アメリカ原産で明治初期に花卉として導入されたスベリヒユ科ハゼラン属の帰化植物です。庭の花として栽培されていたようですが、野生化しており、道端でよく見かけます。本来は多年草ですが、日本では耐寒性がなく冬には枯れてしまうため1年草になるそうです。(2013年8月31日撮影)。
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  • ☆ハゼラン(爆蘭)の名は、つぼみが爆ぜるように咲くという説や、丸いつぼみや実が付いている様子が線香花火を連想させるなどの説があるようです。ラン(蘭)という名が付いていることについては、蘭のような花が咲くや美しい花だからなどの説があるようですが、はっきりしません。(2014年9月19日撮影)。
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  • ◎ヤブラン(藪蘭)―林内の藪に生える葉が蘭に似ている植物なので「ラン」の名が。

    ☆ヤブランは、本州以南の山地の木陰に生えるユリ科ヤブラン属の多年草です。なお、APG植物分類体系ではユリ科ではなく野菜のアスパラガスなどとともにクサスギカズラ科に分類されています。(2014年8月21日撮影)。
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  • ☆ヤブラン(藪蘭)の名は、林内の藪に生える葉が蘭に似ている植物から。園芸品種も栽培されています。(2014年8月21日撮影)。
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  • ◎リュウゼツラン―ラン(蘭)の名の由来はわかりません。中国名からきている?

    ☆リュウゼツランは、リュウゼツラン科リュウゼツラン属の植物です。リュウゼツランは、メキシコを中心に、米国南西部と中南米に自生し、食用作物・繊維作物・観葉植物として栽培されているそうです。(2014年11月18日撮影)。
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  • ☆リュウゼツラン(竜舌蘭)の名は、葉の部分にある長くて固いトゲが竜の舌のようであることに由来するそうです。中国名は、龍舌蘭・世紀樹・萬年蘭というそうなので、「蘭」の名は中国名からきているようです。(2014年11月18日撮影)。
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  • Last updated  2018.08.25 05:00:16
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    2017.06.29
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆北海道では、高速道路の壁面や空き地などでルピナスの花が広範囲に広がって咲いているのを見かけました。6月10日から17日まで、故郷の北海道を訪ねました。そこで出合った植物を紹介しています。(2017年6月16日撮影)。
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  • ☆ルピナスは、南北アメリカ、南アフリカ、地中海沿岸地域に200種以上が分布するマメ科ルピナス属の1年草、多年草、半低木です。
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  • ☆紫色、ピンク色、白色などのルピナスの花が、北海道内のいたるところの高速道路の壁面、道端や空き地など、相当広範囲に群落を作って広がっており、生命力・繁殖力の強さを感じました。
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  • ☆それもそのはず。ルピナスという名は、ラテン語でオオカミを意味する「ループス」という言葉に由来するそうです。ルピナスは、荒れ地でも生育できるように肥料を吸収する力が非常に強いという特徴をもっており、そのことを貪欲なオオカミに例えたものだそうです。気温が低い北海道で、異常ともいう繁殖力を持って相当広範囲に群落を作って広がっていたことが納得できます。
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  • ☆寒さに強く暑さに弱いルピナスは、寒さには一定の強さがあり、マイナス5度くらいまで耐えることができるそうです。いっぽう、夏の暑さにはめっぽう弱く、25度で生育が止まり、30度以上になるとそのまま枯れてしまうそうです。こうした特徴は、北海道での生育に適しているのかも知れません。
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  • ☆ルピナスの花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」「貪欲」だそうです。想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」は、古代ヨーロッパでルピナスを食べると心が明るくなり、想像力が高まるといった俗信があり、薬草やビールのつまみなどにされたといわれることに由来するそうです。「貪欲」は、ルピナスの吸肥力の強さにちなむそうです。
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  • ☆ルピナスの和名は、根生葉が掌状複葉であることからハウチワマメ(葉団扇豆)、花の様子がフジに似て花が下から咲き上がるのでノボリフジ(昇藤)という別名もあります。
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  • Last updated  2017.06.29 06:00:13
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    2015.02.22
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆クリスマスローズの花について調べている中で、クリスマスローズの花は雌性先熟であることを知りました。雌性先熟とは、両性花で雌性が先に熟して現れる植物を雌性先熟といい、自家受粉を避けるための植物の仕組みです。これまでの自然観察の中から、雌性先熟の植物を振り返ってみました。

    ☆クリスマスローズは、キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草です。多数の雄しべの中から、2本の雌しべが伸びています。クリスマスローズの花は雌性先熟で、雌しべが雄しべより数日先に熟し、受粉のチャンスを待っているそうです。(2014年3月3日撮影)。
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  • ☆こちらのクリスマスローズの花は、雄しべが外側に広がり花粉を出しているようです。(2014年3月3日撮影)。
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  • ☆3月に花が咲くモクレン科モクレン属のコブシとハクモクレン。コブシの花は雌性先熟の両性花で、雌しべは柱状に集まり、雄しべはへら型でらせん状に雌しべを取り囲んでいます。(2013年3月19日撮影)。
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  • ☆ハクモクレンの花の雄しべ・雌しべは、コブシと同じような形です。雌性先熟の両性花で、先に雌しべが柱頭を突き出します。その後、雌しべの柱頭は中心にへばりつくようになり、へら型の雄しべが突き出して両側の隙間から花粉を出すそうです。(2013年3月19日撮影)。
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  • ☆シバは、イネ科シバ属の多年草です。(2012年5月18日撮影)。
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  • ☆シバの花は雌性先熟で、雌しべから先に伸び、白い雌しべが枯れた後に雄しべの葯が出てきます。花序には雄しべの葯がたくさん見えます。(2012年5月18日撮影)。
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  • ☆ソシンロウバイは、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。これは、咲き始めたばかりの花です。開花直後は雌性期で、真ん中に雌しべ柱頭が見え、他の花からの花粉で受精します。この時期、6本の雄しべは外側に広がっています。雄しべ花糸の外側に葯があります。(2015年2月2日撮影)。
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  • ☆ソシンロウバイの花が咲いてから数日後、花は雄性期になり、雄しべが立ち上がり中央に集まって雌しべを覆い隠し、その後葯の外側から花粉がたくさん出てきます。葯の外側から花粉が出始めているようです。(2015年2月2日撮影)。
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  • ☆ヘラオオバコは、ヨーロッパ原産でオオバコ科オオバコ属の帰化植物です。花穂の上の方には、細長く先が尖った雌しべが見えます。下の方の雌しべはしおれており、穂状花序の下の方からクリーム色の葯がある雄しべが次々と出てきています。(2014年5月26日撮影)。
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  • ☆オオバコは、オオバコ科オオバコ属の多年草です。花穂の上の方には細長い雌しべが見え、下の方では雄しべが出てきているようです。(2012年5月21日撮影)。
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  • ☆ミズバショウは、サトイモ科ミズバショウ属の多年草です。ミズバショウの純白の仏炎苞の中央の花序には数百の小花があり、それぞれの花には4枚の花被片、4本の雄しべ、1本の雌しべがあります。仏炎苞が開いた直後は、雄しべは出ておらず、雌しべが出ているそうです。(2014年4月1日撮影)。
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  • ☆ミズバショウの花は、開花して数日たつと雄しべが伸びてきて、花粉を出すそうです。こちらの花序は、黄色い葯がある雄しべが見えます。(2014年4月1日撮影)。
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  • ☆自然観察を振り返ってみると、雌性先熟の8種類の植物がありました。






    Last updated  2015.02.22 05:31:12
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    2014.11.28
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆道端で咲いていたガザニアの花です。ガザニアは、キク科ガザニア属(クンショウギク属)の多年草です。開花期は4月から10月上旬までで、寒い地域では冬に枯れてしまいますが、暖かい東伊豆ではたくさんの花が咲いていました。房総半島でも、冬に咲いていたのを思い出します。(2014年11月17日撮影)。
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  • ☆ガザニアは南アフリカ原産で、野生種をもとにヨーロッパで改良された園芸品種。日本には、大正末期に渡来したそうです。ガザニアの名は、ギリシャの古典書物をラテン語に翻訳したギリシャ人ガザの名前に由来するそうです。和名のクンショウギク(勲章菊)の名は、花が勲章のような形から名づけられたそうです。
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  • ☆ガザニアの花は、外側に15個程度の舌状花があり、内側は管状花です。朱色の花粉も見えますが、管状花は2つに分かれる雌しべ花柱が伸びており、雄性期から雌性期になったようです。
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  • ☆アザミの花も見かけました。葉の切れ込みが深く葉の棘が長いので、タイアザミかと思いましたが、はっきりしません。
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  • ☆タイアザミの特徴は、花が横や下を向いており、総苞片が反り返っているのが特徴です。クモ毛が見え、総苞片が短く、先が少し反り返る程度なので、東海地方に多く分布するスズカアザミかもしれません。
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  • ☆スズカアザミは、花期が9月から11月だそうですが、新たな株も成長してきています。
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  • ☆ツワブキは、東伊豆のいたるところで見かけました。
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  • ☆ツワブキは、日本海側の石川県、太平洋側の福島県以西の日本各地に自生しているキク科ツワブキ属の多年草です。
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  • ☆これまで見てきたツワブキは、園芸的に植栽されたものばかりでした。ツワブキは低地から山地の日陰や海岸に多いそうなので、東伊豆のツワブキは、もともとここに自生しているものでしょう。
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  • ☆花びらが幅広のツワブキを見つけました。花びらの形には、さまざまな変異があるようです。
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  • ☆ツワブキ(石蕗、艶蕗)の名は、葉が丸くフキのようで光沢がありつやがあるので、「艶葉蕗(つやばぶき)」「つやブキ」の意味から転訛してツワブキになったという説、「厚葉ブキ」から「あ」が省略されて「つわぶき」になったという説があるそうです。艶葉蕗(つやばぶき)がふさわしい光沢のあるツワブキの葉です。
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  • ☆道路脇で大きく成長したハイビスカスです。11月中旬ですが、やはり暖かい東伊豆だけあって、たくさんの花が咲いていました。
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  • ☆ハイビスカスは夏の花のイメージですが、真夏の高温下では開花がにぶり、花の盛りは秋の9月から10月が見頃だそうです。今年の4月、沖縄では街路樹のハイビスカスがたくさんの花を咲かせていたのを思い出しました。
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  • ☆ベニバナボロギクも見かけました。
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  • ☆ベニバナボロギクは、アフリカ原産で、第2次大戦後に日本の暖地に広がったキク科ベニバナボロギク属の1年草です。ベニバナボロギクの花は、管状花を束ねたような形で先端が赤くなっており、横向きか下向きに咲いています。
  • ベニバナボロギク2.JPG






  • Last updated  2014.11.28 04:10:13
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    2014.09.05
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆畑や庭で見かけるスベリヒユです。スベリヒユは、日当たりの良い畑や道ばたに生えるスベリヒユ科スベリヒユ属の1年草です。
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  • ☆スベリヒユの茎は赤紫色で、葉は長円形の肉質です。スベリヒユ(滑莧)の名は、「スベリ」は茹でると独特のぬめりがあることと、ヒユ(莧:草かんむりに見るの字)は「ひよこ」と同語源で小さく可愛らしいという意味から付けられているという説がありました。
  • スベリヒユ2.JPG

  • ☆一昨年観察したスベリヒユの花です。黄色い5弁花で、たくさんの雄しべ、雌しべの柱頭は5裂、萼片は2枚で花の後に大きくなって実を包むそうです。(2012年8月28日撮影)。
  • スベリヒユ3.JPG

  • ☆雑草のスベリヒユと同じスベリヒユ科スベリヒユ属の園芸植物には、マツバボタンやハナスベリヒユ(ポーチュラカ)がありますが、ハナスベリヒユが咲いています。ポーチュラカは、スベリヒユ属の学名です。葉や茎の形は、スベリヒユによく似ています。
  • スベリヒユ4.JPG

  • ☆ポーチュラカの花のつくりはスベリヒユと同じで、花びらが5枚、たくさんの雄しべ、先端が5裂する雌しべです。
  • スベリヒユ5.JPG

  • ☆インターネットで検索するとスベリヒユのレシピがたくさん出てきますが、スベリヒユは畑や庭の雑草という印象が強い植物です。






    Last updated  2014.09.05 05:49:27
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    2014.05.08
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆弘前城植物園での自然観察の続き、今回で最終回です。弘前城植物園のカタクリは、ちょうど満開の時期でした。
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  • ☆今年の春は、近所の雑木林のカタクリの大群落、ウォーキングコースで初めて見つけたカタクリ、そして弘前城植物園の満開のカタクリと、3度カタクリの花を楽しみました。
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  • ☆植物園でキクザキイチゲについで目立ってたくさん咲いていたのは、チオノドクサの花です。
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  • ☆チオノドクサは、地中海沿岸から小アジア原産のヒヤシンス科(APG3版ではクサギカズラ科) チオノドクサ属の球根植物です。高山植物なので、北海道・東北や高地での栽培に向いているそうです。立川のウォーキングコース(玉川上水)でも見かけます。
  • チオノドクサ2.JPG

  • ☆チオノドクサの名は、「クサ」の名がついているので和名かと思ったら、実は学名(Chionodoxa)の日本語読みでした。ギリシャ語で、chion(雪)+doxa(輝き)の意味で、雪解けの頃に咲いている姿を発見されたことに由来するそうです。
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  • ☆ニリンソウは、咲き初めでした。花びらのように見える萼片は通常5枚と言われており、ウォーキングコースで見たのは5枚でしたが、この花は8枚です。
  • ニリンソウ1.JPG

  • ☆こちらのニリンソウは、6枚でした。
  • ニリンソウ2.JPG

  • ☆ヒメリュウキンカの花も、たくさん咲いていました。
  • ヒメリュウキンカ1.JPG

  • ☆ヒメリュウキンカは、ヨーロッバ原産のキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草で、日本には園芸用として渡来し、野生化しているものもあるそうです。
  • ヒメリュウキンカ2.JPG

  • ☆ヒメリュウキンカ(姫立金花)の名は、「立金花」は花茎が直立し金色の花を咲かせること、「姫」は小型であることから。
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  • ☆ミスミソウの花は、満開を過ぎていましたが、まだ咲いている花を観察できました。
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  • ☆ミスミソウは、本州中部以西の山間地に自生するキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草です。
  • ミスミソウ2.JPG

  • ☆花びらのように見えるのは萼片で、白・紫・ピンク色などがあり、栽培品種もあるそうです。ミスミソウ(三角草)の名は、葉の形が3裂し先が尖っていることに由来するそうです。
  • ミスミソウ3.JPG

  • ☆懐かしい仲間との30年・40年ぶりの再会、満開の桜を十分に楽しむことができ、さらに植物園では新たな山野草との出合いもあり、充実した弘前への旅でした。






    Last updated  2014.05.08 05:59:25
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    2014.03.05
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆近くの公園で、クリスマスローズの花が咲いており、数種類の品種があったので花のつくりを調べてみました。これは白い花の品種ですが、どの品種も見頃でした。
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  • ☆クリスマスローズは、キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草です。他のキンポウゲ科の植物と同じく、花びらのように見えるのは萼片で、本来の花びらは、退化して小さな筒状の蜜腺という形になり雄しべ束の外側に並んでいるというのですが、萼片と雄しべの間に薄黄緑色の筒状のものが見えます。
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  • ☆クリスマスローズの花は、花びらのように見えるのは萼片なので、花弁(花びら)のようにすぐ散ることがなく、花のように長く鑑賞することができるのが特徴です。こちらの品種は、赤紫色の花です。
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  • ☆やはり、萼片と雄しべの間に赤紫色の筒状のものが見えます。
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  • ☆こちらの品種は、白い花でまわりが少し赤紫色になっている花です。
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  • ☆花の中央に2本の雌しべ、それを取り囲む多数の雄しべ、少し赤紫色がかった萼片、数は少ないですが萼片と雄しべの間に薄黄緑色の筒状のものが見えます。
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  • ☆こちらの花は、濃い赤紫色の品種です。萼片と雄しべの間にたくさんの大きな筒状のものが見えます。
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  • ☆こちらの花は、チョコレート色の品種です。花の中央に5本の雌しべ、それを取り囲む多数の雄しべ、その周りに大きなチョコレート色の筒状のものが見えます。
  • クリスマスローズ8.JPG

  • ☆クリスマスローズの5種類の品種の花を観察してみましたが、それぞれ大きさや数は違っても、退化して小さな筒状の蜜腺という形になった本来の花びらがあることがわかります。先日観察した同じキンポウゲ科のキバナセツブンソウの花(3月1日の日記)でも、花びらは退化し先が2唇形になる黄色の蜜腺になっていました。
  • キバナセツブンソウ.JPG

  • ☆昨年観察した同じキンポウゲ科のセツブンソウの花(2013年2月23日の日記)では、退化した花びらは黄色い蜜腺になっていました。
  • セツブンソウ.JPG






  • Last updated  2014.03.05 07:07:39
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    2013.10.30
    カテゴリ:山野草と園芸植物
    ☆曇り空でしたが、東南方向にかすかに伊豆大島が見えました。先日の台風26号で大きな被害を受け、多くの方が犠牲になり、まだ行方不明の方がいること、今後の復旧・復興のことなどを考えると胸が痛みました。
  • 001大島.JPG

  • ☆熱川バナナワニ園の植物園で栽培されている植物は、9,000種類にもなるそうです。そのうち、印象に残ったものの一部を紹介します。

    ☆世界一大きな葉を持つ植物として知られるオオオニバスです。オオオニバスはアマゾン川流域を原産地とする熱帯植物で、スイレン科オオオニバス属の1年草です。葉は最大で直径3メートルにもなり、100キログラムの重さのものを乗せても沈まないそうです。
  • オオオニバス.JPG

  • ☆次に印象に残ったのは、数多くのスイレンの花です。昨年3月に訪れた時も、花が咲いていましたので、1年中花を咲かせているのでしょうか。全て品種名が表示されていました。これは黄色い花が綺麗な「セントルイスゴールド」です。
  • スイレン1.JPG

  • ☆明るい紫色の花びらで中央がオレンジ色の花は、「ブルーカーペンシス」です。
  • スイレン2.JPG

  • ☆薄黄色の花びらで中央がオレンジ色の花は、「セントルイス」です。
  • スイレン3.JPG

  • ☆花のつくりを再発見したのは、ブーゲンビリアの花です。ブーゲンビリアは、中南米原産のオシロイバナ科ブーゲンビリア属のつる性低木です。
  • ブーゲンビリア1.JPG

  • ☆白やピンク色に見えるのは、花びらではなく3枚の苞です。苞の中に2~3個見えるのが花ですが、この小さな花は花びらではなく萼です。
  • ブーゲンビリア2.JPG

  • ☆ピンク色に見える花も、同じようにピンク色のものは3枚の苞で、真ん中に見えるのは花の萼です。
  • ブーゲンビリア3.JPG

  • ☆同じオシロイバナ科で、熱帯アメリカ原産で江戸時代初期に渡来した帰化植物オシロイバナ属のオシロイバナも、花のように見えるのは萼筒が変化したものでした。

    ☆熱川バナナワニ園では、最初に本園でワニを見ました。ワニは、世界に3科8属21種いるそうですが、熱川バナナワニ園には20種約200頭のワニを飼育しているそうです。園内の通路脇には、ワニに詳しくなるためのクイズ形式の看板が何枚かありました。
  • ワニ1.JPG

  • ☆ワニは、種別が難しそうで、写真に撮って自然観察という気にもならなかったので、ワニ園の通路のワニの人形を記念に撮ってきました。
  • ワニ2.JPG

  • ☆熱川バナナワニ園には9,000種類の植物があるということですから、じっくり観察すれば、もっと別の収穫があったのかもしれません。しかし、今回は何としてもバナナの花を観察したいと思い、その念願がかなったので満足でした。熱川バナナワニ園は、一通り見るだけでも1時間半はかかります。園内でも温泉がわき出していました。






    Last updated  2013.10.30 05:55:18
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