テーマ:介護・看護・喪失(5200)
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MRIで取った写真を見てみた。
この前こんにゃくを詰まらせてみたときとほとんど変わっていない。 脳の左側に少し萎縮が見られる。 それで少し右手が不自由になっているのだろう。 すぐにアルツハイマー型痴呆であるとは、確認できないそうだ。 ただアルツハイマーが型痴呆を疑える所見ではあるということだ。 限りなく黒色に近い、灰色といったところでしょうか。 油断は出来ないところです。 いましたことの記憶がすぐになくなる母。 私の感じでは、アルツハイマー型痴呆になっていると思います。 それで予防のため薬がひとつ増えました。 病院の帰りに久しぶりに花を買っていこうと思いました。 大きなスーパーに母を車椅子に乗せて、選びに行きました。 「仏さんの花と、あの紫の花きれい。買ってね」 「ほかには?」 「あの真っ赤かなのがいい」 ポインセチアを指差します。 家に帰って二人で花を生けます。 紫の花は弟の遺影に飾りました。 「花があるといいね」 久しぶりにうれしそうです。 「年相応にぼけたということだね」 医者の話を母なりに解釈したようです。 「そんなにひどくなくてよかったね」 「レーガンさんは金持ちだからいいけど、私は貧乏だから・・・ お兄ちゃんがかわいそう」 「気にするなよ。今までの恩返しだから」 「ありがとうね」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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