テーマ:介護・看護・喪失(5200)
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ちかごろ母が手をよく握りたがる。
まるで死が近くなり、生を確かめるかのようです。 最初はてれがあって、ごまかしていました。 それでもわたしの存在を確かめるよう手を伸ばすので、仕方なく手を握っていました。 それで安心するのか眠りにつきます。 眠ったのを確かめて、パソコンに向かいます。 「○○ちょときて~」 トイレの催促です。 「どこにいとったの。さみしいからそばにいて」 「いつもいるじゃないの」 「めにみえるとこにいて」 そんなわけで最近では、暇があると添い寝をします。 母のぬくもりを感じて、テレビを見ながら添い寝します。 そんな時つつましい生活ながら、幸せを感じます。 チルチルミチルの青い鳥を思い出します。 わたしも幸せは外にあるものと思い、追いかけていました。 最近つくづく思います。 幸せはほんのそばにある。 愛する家族に囲まれて、毎日笑いながら生活する。 そんなつつましい積み重ねが、幸せだ。 わたしももうひとり二人愛する家族を増やしてみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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