テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:介護
先週デイサービスでの、介護人との衝突でわたしの神経は狂ってしまったようだった。
二年来の福祉行政への不満、総合病院での治療に対する不安感。 その上に退院後の介護疲れで、疲れていたのだろう。 普段ならやり過ごせる若い看護人の一言が許せなかった。 あちこちでたらいまわしにされ、自分ひとりで戦う限界が来ていたのだろう。 若い看護人に対して今までの不満が爆発してしまった。 あとで謝ったが、反省するとこである。 昼夜逆転の生活を余儀なくされ、怒り、ストレスから、眠れなくなっていた。 2月18日の夕方。 母の今後のことを考えながら、パソコンでいろいろ調べていた。 突然トイレで何かひっくり返る音がした。 もうわたしにはわかっていた。 母がひっくり返ったのだ。 途中でガキンーという変な音を聞いた。 覚悟した。 恐る恐るのぞく。 母が不思議そうな目をこちらに向ける。 「どうしたの?」 「???・・」 「どこか痛くない?」 「???・・・」 わたしは悟った。 母は自分のしたことがわからなくなっているのだ。 心療内科の医者が「痴呆を疑われるうつ病」と診断していた。 そんな病名があるかと前から疑っていた。 これはその医者の言うように疑われるのではない、間違いなく痴呆なのだ、認知症なのだ。 もう誰かに任しておけない。 福祉も、医者も頼りにならない。 自分で納得できることを母にしてやろう。 でも今何ができるのだろう。 その日は、また寝ずににパソコンで調べまくることになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.26 18:01:25
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